鼠が塩を引くとは
鼠が塩を引く
ねずみがしおをひく
言葉 | 鼠が塩を引く |
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読み方 | ねずみがしおをひく |
意味 | 小事が積み重なって大事になることのたとえ。また、ものが少しずつ減っていき、最後にはなくなってしまうことのたとえ。
鼠が盗んでいく塩は少量ずつだが、何度も盗まれているといつの間にか大量の塩が無くなってしまうことから。 「鼠が塩を嘗める」ともいう。 |
異形 | 鼠が塩を嘗める(ねずみがしおをなめる) |
使用語彙 | 鼠 / 塩 |
使用漢字 | 鼠 / 塩 / 引 / 嘗 |
「鼠」を含むことわざ
- 頭の黒い鼠(あたまのくろいねずみ)
- 家に鼠、国に盗人(いえにねずみ、くににぬすびと)
- 窮鼠、猫を噛む(きゅうそ、ねこをかむ)
- 国に盗人、家に鼠(くににぬすびと、いえにねずみ)
- 独楽鼠のよう(こまねずみのよう)
- 大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
- 泰山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
- ただの鼠ではない(ただのねずみではない)
- 黙り猫が鼠を捕る(だまりねこがねずみをとる)
- 時に遇えば鼠も虎になる(ときにあえばねずみもとらになる)
- 鳴く猫は鼠を捕らぬ(なくねこはねずみをとらぬ)
- 二鼠藤を嚙む(にそふじをかむ)
- 猫の額にある物を鼠が窺う(ねこのひたいにあるものをねずみがうかがう)
- 猫の前の鼠(ねこのまえのねずみ)
- 鼠壁を忘る壁鼠を忘れず(ねずみかべをわするかべねずみをわすれず)
- 鼠捕る猫は爪を隠す(ねずみとるねこはつめをかくす)
- 袋の中の鼠(ふくろのなかのねずみ)
- 袋の鼠(ふくろのねずみ)
「塩」を含むことわざ
- 青菜に塩(あおなにしお)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 痛む上に塩を塗る(いたむうえにしおをぬる)
- 傷口に塩(きずぐちにしお)
- 塩辛を食おうとて水を飲む(しおからをくおうとてみずをのむ)
- 塩にて淵を埋む如し(しおにてふちをうずむごとし)
- 塩を売っても手を嘗めろ(しおをうってもてをなめろ)
- 塩を売れば手が鹹くなる(しおをうればてがからくなる)
- 地の塩(ちのしお)
- 敵に塩を送る(てきにしおをおくる)
- 手塩に掛ける(てしおにかける)
- 手前味噌で塩が辛い(てまえみそでしおがからい)
- 蛞蝓に塩(なめくじにしお)
- 味噌に入れた塩は他所へは行かぬ(みそにいれたしおはよそへはいかぬ)
「引」を含むことわざ
- 阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)
- 足を引っ張る(あしをひっぱる)
- 後に引けない(あとにひけない)
- 後へ引かない(あとへひかない)
- 後を引く(あとをひく)
- 息を引き取る(いきをひきとる)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 一髪、千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
- 糸を引く(いとをひく)
- 引導を渡す(いんどうをわたす)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 後ろ髪を引かれる(うしろがみをひかれる)
- 裏で糸を引く(うらでいとをひく)
- 男の目には糸を引け、女の目には鈴を張れ(おとこのめにはいとをひけ、おんなのめにはすずをはれ)
- 玩具箱を引っ繰り返したよう(おもちゃばこをひっくりかえしたよう)
- 尾を引く(おをひく)
- 懸かるも引くも折による(かかるもひくもおりによる)
- 陰で糸を引く(かげでいとをひく)
- 風邪を引く(かぜをひく)
- 金鎖も引けば切れる(かなぐさりもひけばきれる)
- 金棒引き(かなぼうひき)
- 金棒引き(かなぼうひき)
- 金棒を引く(かなぼうをひく)
- 皮引けば身が痛い(かわひけばみがいたい)
- 皮引けば身が付く(かわひけばみがつく)
- 気が引ける(きがひける)
- 気の利いた化け物は引っ込む時分(きのきいたばけものはひっこむじぶん)
- 気を引く(きをひく)
- 首縊りの足を引く(くびくくりのあしをひく)
- 暗がりから牛を引き出す(くらがりからうしをひきだす)