敵に塩を送るとは
敵に塩を送る
てきにしおをおくる
言葉 | 敵に塩を送る |
---|---|
読み方 | てきにしおをおくる |
意味 | 敵対する相手の弱みにつけこまず、逆に援助の手を差し伸べることのたとえ。
戦国時代、越後の上杉謙信が敵対する甲斐の武田信玄が塩不足で苦しんでいるのを知り、塩を送らせたという故事から。 |
使用語彙 | 塩 / 送る |
使用漢字 | 敵 / 塩 / 送 |
「敵」を含むことわざ
- 怒りは敵と思え(いかりはてきとおもえ)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 男は敷居を跨げば七人の敵あり(おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
- 敵の家でも口を濡らせ(かたきのいえでもくちをぬらせ)
- 敵の前より借金の前(かたきのまえよりしゃっきんのまえ)
- 金が敵(かねがかたき)
- 金は命の親、命の敵(かねはいのちのおや、いのちのかたき)
- 寡は衆に敵せず(かはしゅうにてきせず)
- 昨日の友は今日の敵(きのうのともはきょうのてき)
- 財宝は身の敵(ざいほうはみのかたき)
- 敷居を跨げば七人の敵あり(しきいをまたげばしちにんのてきあり)
- 衆寡敵せず(しゅうかてきせず)
- 仁者は敵なし(じんしゃはてきなし)
- 大敵と見て恐れず小敵と見て侮らず(たいてきとみておそれずしょうてきとみてあなどらず)
- 男子家を出ずれば七人の敵あり(だんしいえをいずればしちにんのてきあり)
- 敵に味方あり味方に敵あり(てきにみかたありみかたにてきあり)
- 敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)
- 敵もさる者(てきもさるもの)
- 敵もさる者引っ搔くもの(てきもさるものひっかくもの)
- 敵を見て矢を矧ぐ(てきをみてやをはぐ)
- 汝の敵を愛せよ(なんじのてきをあいせよ)
- 根太は敵に押させよ(ねぶとはかたきにおさせよ)
- 美女は悪女の敵(びじょはあくじょのかたき)
- 目の敵(めのかたき)
- 目の敵にする(めのかたきにする)
「塩」を含むことわざ
- 青菜に塩(あおなにしお)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 痛む上に塩を塗る(いたむうえにしおをぬる)
- 傷口に塩(きずぐちにしお)
- 塩辛を食おうとて水を飲む(しおからをくおうとてみずをのむ)
- 塩にて淵を埋む如し(しおにてふちをうずむごとし)
- 塩を売っても手を嘗めろ(しおをうってもてをなめろ)
- 塩を売れば手が鹹くなる(しおをうればてがからくなる)
- 地の塩(ちのしお)
- 手塩に掛ける(てしおにかける)
- 手前味噌で塩が辛い(てまえみそでしおがからい)
- 蛞蝓に塩(なめくじにしお)
- 鼠が塩を嘗める(ねずみがしおをなめる)
- 鼠が塩を引く(ねずみがしおをひく)
- 味噌に入れた塩は他所へは行かぬ(みそにいれたしおはよそへはいかぬ)