霜を履んで堅氷至るとは
霜を履んで堅氷至る
しもをふんでけんぴょういたる
言葉 | 霜を履んで堅氷至る |
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読み方 | しもをふんでけんぴょういたる |
意味 | 災いの小さな兆しが現れれば、やがては大きな災いに見舞われるということ。また、災いの兆しが見えたら用心を怠るなということ。
霜を踏んで歩くようになると、やがて堅い氷の張る季節が来るとの意から。 |
出典 | 『易経』 |
場面用途 | 冬 / 季節 |
使用語彙 | 至る |
使用漢字 | 霜 / 履 / 堅 / 氷 / 至 |
「霜」を含むことわざ
- 頭に霜を戴く(かしらにしもをいただく)
- 頭に霜を置く(かしらにしもをおく)
- 霜を置く(しもをおく)
- 雪上に霜を加う(せつじょうにしもをくわう)
- 月落ち烏啼いて霜天に満つ(つきおちからすないてしもてんにみつ)
- 八十八夜の別れ霜(はちじゅうはちやのわかれじも)
- 雪に霜を加える(ゆきにしもをくわえる)
- 雪の上に霜(ゆきのうえにしも)
「履」を含むことわざ
- 足駄を履いて首ったけ(あしだをはいてくびったけ)
- 瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)
- 瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず(かでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず)
- 下駄を履かせる(げたをはかせる)
- 草履に灸(ぞうりにきゅう)
- 草履履き際で仕損じる(ぞうりはきぎわでしそんじる)
- 伊達の素足もないから起こる、あれば天鵞絨の足袋も履く(だてのすあしもないからおこる、あればびろうどのたびもはく)
- 二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)
- 薄氷を履むが如し(はくひょうをふむがごとし)
「堅」を含むことわざ
- 頭が堅い(あたまがかたい)
- 垣堅くして犬入らず(かきかたくしていぬいらず)
- 堅い木は折れる(かたいきはおれる)
- 堅くなる(かたくなる)
- 口が堅い(くちがかたい)
- 堅白同異の弁(けんぱくどういのべん)
- 財布の紐が堅い(さいふのひもがかたい)
「氷」を含むことわざ
- 脂に画き、氷に鏤む(あぶらにえがき、こおりにちりばむ)
- 氷に鏤め、脂に描く(こおりにちりばめあぶらにえがく)
- 氷に鏤め、水に描く(こおりにちりばめみずにえがく)
- 氷は水より出でて水よりも寒し(こおりはみずよりいでてみずよりもさむし)
- 小寒の氷大寒に解く(しょうかんのこおりだいかんにとく)
- 夏の虫、氷を知らず(なつのむし、こおりをしらず)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
- 薄氷を履むが如し(はくひょうをふむがごとし)
- 氷山の一角(ひょうざんのいっかく)