「至」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 14 件
「至」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
愛多ければ憎しみ至る(あいおおければにくしみいたる)
特別に可愛がられることが多ければ、それを妬み憎む者が必ずいるということ。
至れり尽くせり(いたれりつくせり)
配慮が細かく行き届いていて申し分ない。
堅き氷は霜を履むより至る(かたきこおりはしもをふむよりいたる)
厚く張る氷も、はじめは踏めば消えるほどの霜から積み重なっていく。大きな事態は目にも留まらぬ小さな始まりから育つのだから、早いうちに手当てをしておけ。
汗顔の至り(かんがんのいたり)
顔から汗がでるほど、大変恥ずかしくおもうこと。 「汗顔」は顔から汗がでるほどに恥じること。 「至り」はこの上ない状態。
事ここに至る(ことここにいたる)
事態が切迫し、手の打ちようのない状態になること。
至難の業(しなんのわざ)
実現できるとは思えないほどに難しいこと。
霜を履んで堅氷至る(しもをふんでけんぴょういたる)
足もとに霜が置くようになれば、ほどなく水は堅く凍る。ささやかな不穏の芽を見過ごしていると、事はいつしか引き返せないところまで進む。
赤面の至り(せきめんのいたり)
自分を情けなく感じて恥じ入る気持ちを表す言葉。 恥ずかしがって顔を赤くするということから。
冬至十日経てば阿呆でも知る(とうじとおかたてばあほうでもしる)
冬至を十日も過ぎればめっきりと日が長くなるので、どんなに鈍い人でも気づくということ。
冬至冬中冬始め(とうじふゆなかふゆはじめ)
冬至は暦の上では冬の真ん中だが、実際は冬至から本格的に寒くなり、これから冬が始まるように感じられるということ。
人間至る処青山あり(にんげんいたるところせいざんあり)
生まれた土地に一生を縛りつける決まりはない。どこへ移ろうと終いの一処はあるのだから、思い切って外へ出るほうがよい。 幕末の僧、月性の詩の一節とされるが、村松文三の作を月性が壁に書き留めたものが誤り伝えられたという説もある。
人至って賢ければ友なし(ひといたってかしこければともなし)
もののわかりが良すぎる人の周りからは、気安く付き合える相手がいなくなる。内心まで見通されるとわかっていて、なお近寄ろうとする者は少ない。
百足は死に至れども倒れず(むかではしにいたれどもたおれず)
後ろ盾を数多く抱えた家や組織は、傾いてもそのまま崩れ落ちはしないということ。 百足は脚をいくつも備えているので、息絶えてなお横倒しにならないことから。
若気の至り(わかげのいたり)
若さから、思慮に欠けた勢い任せの行動をしてしまうこと。または、その結果。 主に、若い頃を反省していう言葉。
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