沐猴にして冠すとは
沐猴にして冠す
もっこうにしてかんす
言葉 | 沐猴にして冠す |
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読み方 | もっこうにしてかんす |
意味 | 見かけは立派でも中身が愚かな者をあざけって言う言葉。
「沐猴」は猿のこと。 ある者が楚の項羽のことを「冠をかぶって気取っていても中身は猿だ」と評したという故事から。 |
出典 | 『史記』 |
使用語彙 | 沐猴 / して |
使用漢字 | 沐 / 猴 / 冠 |
「沐」を含むことわざ
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 風に櫛り雨に沐う(かぜにくしけずりあめにかみあらう)
- 沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす)
「猴」を含むことわざ
- 猿猴が月(えんこうがつき)
- 猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる)
- 沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす)