お冠とは
お冠
おかんむり

言葉 | お冠 |
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読み方 | おかんむり |
意味 | 機嫌が悪い様子。
「冠を曲げる」に由来する。 |
類句 | 冠を曲げる(かんむりをまげる) |
旋毛を曲げる(つむじをまげる) | |
臍を曲げる(へそをまげる) |
使用されている漢字
「冠」を含むことわざ
新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
潔白な人ほど自分の身を汚すおそれのあるものを避けるということ。 「沐」は髪を洗うこと。 髪を洗ったばかりの人は、必ず冠のちりを払ってから頭にのせるとの意から。
瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず(かでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず)
人から疑われるような行動は避けるべきであるという戒めの言葉。 「瓜田」は、瓜(うり)を育てている畑。 「李下」は、李(すもも)の木の下。 瓜を盗むのではないかと疑われるので瓜田では靴を履きなおしてはいけない、李を盗むのではないかと疑われるので李の木の下では冠をかぶりなおしてはいけないということ。 単に「瓜田に履を納れず」「李下に冠を正さず」ともいう。 また、「李下の冠、瓜田の履」ともいう。
冠蓋相望む(かんがいあいのぞむ)
車の行き来が絶え間なく続いているということ。 「冠」は使者のかんむり。 「蓋」は車の上の覆い。 使者の冠と車の覆いが遠くまで見渡せることから。
冠を挂く(かんむりをかく)
冠を曲げる(かんむりをまげる)
不機嫌になることのたとえ。
鶏冠に来る(とさかにくる)
怒りで冷静さを失うこと。
ことわざ検索ランキング01/27更新