ホーマーにさえ眠いところがあるとは
ホーマーにさえ眠いところがある
ほーまーにさえねむいところがある
言葉 | ホーマーにさえ眠いところがある |
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読み方 | ほーまーにさえねむいところがある |
意味 | どんなにすぐれた人でも、時には失敗することがあるというたとえ。
ホメロスのような大詩人でさえ、時には眠くなるような凡作を作ることがあるとの意から。 「ホーマー」はホメロスの英語名。 |
異形 | ホメロスにさえ眠いところがある(ほめろすにさえねむいところがある) |
ホメロスすら時に失策を犯す(ほめろすすらときにしっさくをおかす) | |
場面用途 | 意外性 |
類句 | 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり) |
上手の手から水が漏る(じょうずのてからみずがもる) | |
使用語彙 | 犯す / 失策 / すら |
使用漢字 | 眠 / 時 / 失 / 策 / 犯 |
「眠」を含むことわざ
- 草木も眠る(くさきもねむる)
- 草木も眠る丑三つ時(くさきもねむるうしみつどき)
- 愚者の百行より知者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 春眠、暁を覚えず(しゅんみん、あかつきをおぼえず)
- 惰眠を貪る(だみんをむさぼる)
- 地下に眠る(ちかにねむる)
- 長夜の眠り(ちょうやのねむり)
- 東家に食して西家に眠らん(とうかにしょくしてせいかにねむらん)
- 泥のように眠る(どろのようにねむる)
- 眠い煙い寒い(ねむいけむいさむい)
「時」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 会った時は笠を脱げ(あったときはかさをぬげ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- ある時は米の飯(あるときはこめのめし)
- ある時払いの催促なし(あるときばらいのさいそくなし)
- いざという時(いざというとき)
- 一時違えば三里の遅れ(いっときちがえばさんりのおくれ)
- 何時にない(いつにない)
「失」を含むことわざ
- 足場を失う(あしばをうしなう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 色を失う(いろをうしなう)
- 置き酌失礼、持たぬが不調法(おきじゃくしつれい、もたぬがぶちょうほう)
- 遅きに失する(おそきにしっする)
- 片腕を失う(かたうでをうしなう)
- 金を貸せば友を失う(かねをかせばともをうしなう)
- 挙措を失う(きょそをうしなう)
- 気を失う(きをうしなう)
- 左右の手を失うが如し(さゆうのてをうしなうがごとし)
「策」を含むことわざ
- 窮余の一策(きゅうよのいっさく)
- 苦肉の策(くにくのさく)
- 策士、策に溺れる(さくし、さくにおぼれる)
- 策を講じる(さくをこうじる)
- 策を弄する(さくをろうする)
- 正直は最善の策(しょうじきはさいぜんのさく)
- 籌策を帷幄の中に運らし、勝ちを千里の外に決す(ちゅうさくをいあくのなかにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす)
「犯」を含むことわざ
- 犯罪の陰に女あり(はんざいのかげにおんなあり)
- 犯罪の陰に必ず女あり(はんざいのかげにかならずおんなあり)
- ホメロスすら時に失策を犯す(ほめろすすらときにしっさくをおかす)