草木も眠る丑三つ時とは
草木も眠る丑三つ時
くさきもねむるうしみつどき

言葉 | 草木も眠る丑三つ時 |
---|---|
読み方 | くさきもねむるうしみつどき |
意味 | 夜が更けて、すっかり静かになった真夜中のこと。「丑三つ時」は、昔の時刻で牛の刻を四分した三番目の時刻のことで、現在の午前二時から二時半頃。人だけでなく、草木までも眠って静まりかえった真夜中の意から。 |
使用されている漢字
「草」を含むことわざ
- 商いは草の種(あきないはくさのたね)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- おじが甥の草を刈る(おじがおいのくさをかる)
- 駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人(かごにのるひとかつぐひと、そのまたわらじをつくるひと)
- 金の草鞋で捜す(かねのわらじでさがす)
- 草木も靡く(くさきもなびく)
- 草木も眠る(くさきもねむる)
- 草を打って蛇を驚かす(くさをうってへびをおどろかす)
- 三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)
- 疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)
- 草莽の臣(そうもうのしん)
- 草履履き際で仕損じる(ぞうりはきぎわでしそんじる)
- 二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)
- 人と煙草の良し悪しは煙になって後の世に出る(ひととたばこのよしあしはけむりになってのちのよにでる)
- 人通りに草生えず(ひとどおりにくさはえず)
- 陽の照っているうちに干し草を作れ(ひのてっているうちにほしくさをつくれ)
- ぺんぺん草が生える(ぺんぺんぐさがはえる)
- 道草を食う(みちくさをくう)
- やはり野に置け蓮華草(やはりのにおけれんげそう)
- 草鞋を脱ぐ(わらじをぬぐ)
「木」を含むことわざ
- 足を擂り粉木にする(あしをすりこぎにする)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 移木の信(いぼくのしん)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 埋もれ木に花咲く(うもれぎにはなさく)
- 榎の実は生らば生れ木は椋の木(えのみはならばなれきはむくのき)
- 老い木に花咲く(おいきにはなさく)
- 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 驚き、桃の木、山椒の木(おどろき、もものき、さんしょのき)
- 親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
- 堅い木は折れる(かたいきはおれる)
- 金のなる木(かねのなるき)
- 枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)
- 木から落ちた猿(きからおちたさる)
- 木七竹八塀十郎(きしちたけはちへいじゅうろう)
- 木で鼻をくくる(きではなをくくる)
- 木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)
- 木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ)
- 木登りは木で果てる(きのぼりはきではてる)
- 木の股から生まれる(きのまたからうまれる)
- 木は木、金は金(きはき、かねはかね)
- 木仏、金仏、石仏(きぶつ、かなぶつ、いしぼとけ)
- 木もと竹うら(きもとたけうら)
- 朽木は雕る可からず(きゅうぼくはえるべからず)
- 木を見て森を見ず(きをみてもりをみず)
- 禁断の木の実(きんだんのこのみ)
「眠」を含むことわざ
- 草木も眠る(くさきもねむる)
- 愚者の百行より知者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 春眠、暁を覚えず(しゅんみん、あかつきをおぼえず)
- 惰眠を貪る(だみんをむさぼる)
- 地下に眠る(ちかにねむる)
- 長夜の眠り(ちょうやのねむり)
- 東家に食して西家に眠らん(とうかにしょくしてせいかにねむらん)
- 泥のように眠る(どろのようにねむる)
- 眠い煙い寒い(ねむいけむいさむい)
- 眠れる獅子(ねむれるしし)
- ホーマーにさえ眠いところがある(ほーまーにさえねむいところがある)
「丑」を含むことわざ
- 草木も眠る丑三つ時(くさきもねむるうしみつどき)
「三」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 朝起きは三文の徳(あさおきはさんもんのとく)
- 雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 居候、三杯目にはそっと出し(いそうろう、さんばいめにはそっとだし)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 一富士、二鷹、三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)
- 一升徳利こけても三分(いっしょうどっくりこけてもさんぶ)
- 一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む(いっぱいはひとさけをのむ、にはいはさけさけをのむ、さんばいはさけひとをのむ)
- 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ(いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ)
- 韋編三度絶つ(いへんみたびたつ)
- いやいや三杯(いやいやさんばい)
- いらぬ物も三年立てば用に立つ(いらぬものもさんねんたてばようにたつ)
- うかうか三十きょろきょろ四十(うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 負うた子を三年探す(おうたこをさんねんさがす)
- 多し少なし子三人(おおしすくなしこさんにん)
- 大鍋の底は撫でても三杯(おおなべのそこはなでてもさんばい)
- 思うようなら子と三人(おもうようならことさんにん)
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)
- 負わず借らずに子三人(おわずからずにこさんにん)
- 女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
「時」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- ある時は米の飯(あるときはこめのめし)
- ある時払いの催促なし(あるときばらいのさいそくなし)
- いざという時(いざというとき)
- 何時にない(いつにない)
- 今を時めく(いまをときめく)
- 往時渺茫としてすべて夢に似たり(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)
- 逢うた時に笠を脱げ(おうたときにかさをぬげ)
- 悲しい時は身一つ(かなしいときはみひとつ)
- 叶わぬ時には親を出せ(かなわぬときにはおやをだせ)
- 叶わぬ時の神頼み(かなわぬときのかみだのみ)
- 借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、かえすときのえんまがお)
- 彼も一時、此れも一時(かれもいちじ、これもいちじ)
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ)
- 気の利いた化け物は引っ込む時分(きのきいたばけものはひっこむじぶん)
- 金時の火事見舞い(きんときのかじみまい)
- 苦しい時には親を出せ(くるしいときにはおやをだせ)
- 苦しい時の神頼み(くるしいときのかみだのみ)
- 孝行のしたい時分に親はなし(こうこうのしたいじぶんにおやはなし)
- 孔子も時に遇わず(こうしもときにあわず)
- 子で子にならぬ時鳥(こでこにならぬほととぎす)
- 事ある時は仏の足を戴く(ことあるときはほとけのあしをいただく)
- 碁打ちに時なし(ごうちにときなし)
- 潮時を見る(しおどきをみる)
- 少壮幾時ぞ(しょうそういくときぞ)
- 勝負は時の運(しょうぶはときのうん)