東家に食して西家に眠らんとは
東家に食して西家に眠らん
とうかにしょくしてせいかにねむらん
言葉 | 東家に食して西家に眠らん |
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読み方 | とうかにしょくしてせいかにねむらん |
意味 | 欲が深いことのたとえ。昔、中国斉の国の美女が両隣の男性から求婚され、東側の家は金持ちだが醜男、西側の家は貧乏だが美男だった。母親がどちらに嫁ぐのか尋ねたところ、昼間は東側の家で過ごし、夜は西側の家で過ごしたいと答えたという故事から。 |
場面用途 | 美人・美女 |
使用語彙 | して |
使用漢字 | 東 / 家 / 食 / 西 / 眠 |
「東」を含むことわざ
- 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 京へ筑紫に坂東さ(きょうへつくしにばんどうさ)
- 東西南北の人(とうざいなんぼくのひと)
- 東西を失う(とうざいをうしなう)
- 東西を弁ぜず(とうざいをべんぜず)
- 東西を弁えず(とうざいをわきまえず)
- 東道(とうどう)
- 東道の主(とうどうのしゅ)
「家」を含むことわざ
- 空き家で声嗄らす(あきやでこえからす)
- 空き家の雪隠(あきやのせっちん)
- 家鴨も鴨の気位(あひるもかものきぐらい)
- 家柄より芋茎(いえがらよりいもがら)
- 家に杖つく(いえにつえつく)
- 家に杖つく頃(いえにつえつくころ)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
- 家に鼠、国に盗人(いえにねずみ、くににぬすびと)
- 家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)
- 家貧しくして良妻を思う(いえまずしくしてりょうさいをおもう)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 足留めを食う(あしどめをくう)
- 足止めを食らう(あしどめをくらう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
「西」を含むことわざ
- 朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 西瓜は土で作れ南瓜は手で作れ(すいかはつちでつくれかぼちゃはてでつくれ)
- 西施の顰みに倣う(せいしのひそみにならう)
- 東西南北の人(とうざいなんぼくのひと)
- 東西を失う(とうざいをうしなう)
- 東西を弁ぜず(とうざいをべんぜず)
- 東西を弁えず(とうざいをわきまえず)
- 西風と夫婦喧嘩は夕限り(にしかぜとふうふげんかはゆうかぎり)