「夕」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 18 件
「夕」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
朝観音に夕薬師(あさかんのんにゆうやくし)
江戸時代の人々のお参りのならわし。観音さまの縁日(その仏とゆかりがあり、お参りするとご利益が大きいとされた日)は毎月十八日で、この日は朝のうちに出かけた。病気を治す仏として信じられた薬師如来のほうは、毎月八日が縁日で、こちらは夕方に出かけて拝んだ。
朝題目に夕念仏(あさだいもくにゆうねんぶつ)
しっかりとした考えをもたないことのたとえ。 朝は日蓮宗の南無妙法蓮華経の題目を唱え、夕方は浄土宗の南無阿弥陀仏の念仏を唱えることから。 「朝題目に夕念仏」ともいう。
朝虹は雨、夕虹は晴れ(あさにじはあめ、ゆうにじははれ)
朝に虹が出るとその日は雨、夕方の虹は翌日が晴れになるということ。
朝に夕べを慮らず(あさにゆうべをおもんぱからず)
事態が差し迫って心のゆとりがなく、目先のことで手いっぱいで先のことまで考えられないたとえ。 朝にその日の夕方の成り行きを案じる余裕もないとの意から。 「朝に夕べを慮られず」ともいう。
朝焼けは雨、夕焼けは晴れ(あさやけはあめ、ゆうやけははれ)
空が朝方に赤らむとその日は降られ、日暮れに赤らめば次の日は好天になる。空の色を見て天気を占う言い伝え。
朝油断の夕かがみ(あさゆだんのゆうかがみ)
朝に気を緩めて仕事を怠ると、夕方になって行き詰まり困り果てるということ。 物事は初めが肝心であるという戒め。 「かがみ」は、屈(かが)むこと。
朝に紅顔ありて夕べに白骨となる(あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる)
無常のこの世では、人の生死は予測できないということ。 朝血色のよい顔をしていた人が、夕方には死んで白骨となるという意味から。
朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
朝に人の生きるべき道を悟ることができれば、その夕方に死んだとしてもかまわないということ。
朝に夕べを謀らず(あしたにゆうべをはからず)
事態が差し迫り、先のことまで考える余裕がないことのたとえ。 朝のうちにその日の夕方のことまで考えるゆとりがないことから。
朝夕べに及ばず(あしたゆうべにおよばず)
事態が非常に差し迫っていて、朝のうちは夕方のことまで考える余裕がない。目先の対応に追われ、将来の見通しが立てられないことのたとえ。
旦夕に迫る(たんせきにせまる)
危機が間近に迫っている様子。 「旦夕」は朝晩のこと。 この朝か晩かというほどに危機が迫っているとの意から。 多く、「命(めい)旦夕に迫る」の形で、死期が間近に迫っている様子を表す。
土仏の夕立に逢ったよう(つちぼとけのゆうだちにあったよう)
意気が削がれて、うなだれたまま立ち直れずにいる姿。 土をこねて作った仏像は、雨に打たれればたちまち形を失う。見る影もない姿をそれになぞらえた。
西風と夫婦喧嘩は夕限り(にしかぜとふうふげんかはゆうかぎり)
西風と夫婦喧嘩は夜になるとおさまるということ。
春小雨夏夕立に秋日照り(はるこさめなつゆうだちにあきひでり)
春はこまかな雨、夏は夕立、秋は照りが続く年は作物がよく実るということ。 実りに恵まれる年の空模様を、季節を追って並べたことば。
春の夕飯食って三里(はるのゆうめしくってさんり)
春は晩飯を食べたあとでも三里の道を歩けるほど日が長いということ。 「春の夕飯食って三里」ともいう。
命旦夕に迫る(めいたんせきにせまる)
死期が間近に迫っている様子。 「旦夕」は朝晩のこと。 命の終わりがこの朝か晩かというほどに迫っているとの意から。
夕立は馬の背を分ける(ゆうだちはうまのせをわける)
通りの向こう側は日が差したままで、こちら側だけが叩きつけられている。 夏の雨は、それほど狭い幅を選んで落ちる。 「馬の背を分ける」ともいう。
夕焼けに鎌を研げ(ゆうやけにかまをとげ)
きれいな夕焼けが見えたら次の日はよく晴れるので、今夜のうちに鎌の刃を整えて、翌日の野良仕事に備えよという教え。
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