傾蓋、旧の如しとは
傾蓋、旧の如し
けいがい、きゅうのごとし
言葉 | 傾蓋、旧の如し |
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読み方 | けいがい、きゅうのごとし |
意味 | 会ったばかりで旧友でもあるかのように親しく打ち解けることのたとえ。
「傾蓋」は孔子(こうし)と程子(ていし)がたまたま道で出会って車の蓋(かさ)を傾けて語りあったという故事から。 |
出典 | 『史記』 |
使用語彙 | 如し |
使用漢字 | 傾 / 蓋 / 旧 / 如 |
「傾」を含むことわざ
- 家を傾ける(いえをかたむける)
- 蘊蓄を傾ける(うんちくをかたむける)
- 気持ちが傾く(きもちがかたむく)
- 小首を傾げる(こくびをかしげる)
- 心を傾ける(こころをかたむける)
- 精魂を傾ける(せいこんをかたむける)
- 褒姒の一笑国を傾く(ほうじのいっしょうくにをかたむく)
- 耳を傾ける(みみをかたむける)
- 屋台が傾く(やたいがかたむく)
「蓋」を含むことわざ
- 合わぬ蓋あれば合う蓋あり(あわぬふたあればあうふたあり)
- 冠蓋相望む(かんがいあいのぞむ)
- 棺を蓋いて事定まる(かんをおおいてことさだまる)
- 蓋世の気(がいせいのき)
- 臭い物に蓋をする(くさいものにふたをする)
- 地獄の釜の蓋も開く(じごくのかまのふたもあく)
- 人事は棺を蓋いて定まる(じんじはかんをおおいてさだまる)
- 人事は棺を蓋うて定まる(じんじはかんをおおうてさだまる)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさいっかい)
「旧」を含むことわざ
- 一見、旧の如し(いっけん、きゅうのごとし)
- 旧套を脱する(きゅうとうをだっする)
- 傾蓋、旧の如し(けいがい、きゅうのごとし)