棺を蓋いて事定まるとは
棺を蓋いて事定まる
かんをおおいてことさだまる
言葉 | 棺を蓋いて事定まる |
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読み方 | かんをおおいてことさだまる |
意味 | 人間の真価は死後になって初めて決まるということ。
棺に蓋をしたあとで、その人の本当の評価が定まるとの意から。 「人事は棺を蓋いて(うて)定まる」ともいう。 |
出典 | 『晋書』 |
異形 | 人事は棺を蓋いて定まる(じんじはかんをおおいてさだまる) |
人事は棺を蓋うて定まる(じんじはかんをおおうてさだまる) | |
使用語彙 | 定まる / 人事 |
使用漢字 | 棺 / 蓋 / 事 / 定 / 人 |
「棺」を含むことわざ
- 棺桶に片足を突っ込む(かんおけにかたあしをつっこむ)
- 棺を蓋いて事定まる(かんをおおいてことさだまる)
- 人事は棺を蓋いて定まる(じんじはかんをおおいてさだまる)
- 人事は棺を蓋うて定まる(じんじはかんをおおうてさだまる)
「蓋」を含むことわざ
- 合わぬ蓋あれば合う蓋あり(あわぬふたあればあうふたあり)
- 冠蓋相望む(かんがいあいのぞむ)
- 蓋世の気(がいせいのき)
- 臭い物に蓋をする(くさいものにふたをする)
- 傾蓋、旧の如し(けいがい、きゅうのごとし)
- 地獄の釜の蓋も開く(じごくのかまのふたもあく)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさいっかい)
「事」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
「定」を含むことわざ
- 生まれる前の襁褓定め(うまれるまえのむつきさだめ)
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- 勘定合って銭足らず(かんじょうあってぜにたらず)
- 勘定高い(かんじょうだかい)
- 勘定に入れる(かんじょうにいれる)
- 三度目は定の目(さんどめはじょうのめ)
- 生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)