誰に見しょとて紅鉄漿つけるとは
誰に見しょとて紅鉄漿つける
だれにみしょとてべにかねつける
言葉 | 誰に見しょとて紅鉄漿つける |
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読み方 | だれにみしょとてべにかねつける |
意味 | 女性は自分を愛してくれる男性のために美しく身を飾るということ。
「紅鉄漿」は紅とお歯黒。転じて化粧。 誰かに見せるためではなく、あなたのために化粧をするとの意から。 このあとに「みんなぬしへの心中立て」と続く俗謡で、男につれなくされた女の恨みを述べるの決まり文句。 |
使用語彙 | とて / 鉄漿 |
使用漢字 | 誰 / 見 / 紅 / 鉄 / 漿 |
「誰」を含むことわざ
- 今際の念仏誰も唱える(いまわのねんぶつだれもとなえる)
- 誰か烏の雌雄を知らんや(たれかからすのしゆうをしらんや)
- 誰が猫に鈴をつけるというのか(だれがねこにすずをつけるというのか)
- 誰でも自分の荷が一番重いと思う(だれでもじぶんのにがいちばんおもいとおもう)
- 誰とはなしに(だれとはなしに)
- 誰に見しょとて紅鉄漿つける(だれにみしょとてべにかねつける)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 青菜は男に見せるな(あおなはおとこにみせるな)
- 足下を見る(あしもとをみる)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 甘く見る(あまくみる)
- いい目を見る(いいめをみる)
- 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
「紅」を含むことわざ
- 朝に紅顔ありて夕べに白骨となる(あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる)
- 顔に紅葉を散らす(かおにもみじをちらす)
- 紅は園生に植えても隠れなし(くれないはそのうにうえてもかくれなし)
- 紅一点(こういってん)
- 紅灯の巷(こうとうのちまた)
- 紅涙を絞る(こうるいをしぼる)
- 万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)
- 紅葉を散らす(もみじをちらす)
- 柳は緑花は紅(やなぎはみどりはなはくれない)
「鉄」を含むことわざ
- 石部金吉鉄兜(いしべきんきちかなかぶと)
- 入り鉄砲に出女(いりでっぽうにでおんな)
- 暗闇の鉄砲(くらやみのてっぽう)
- 寸鉄人を殺す(すんてつひとをころす)
- 寸鉄人を刺す(すんてつひとをさす)
- 男子の一言、金鉄の如し(だんしのいちごん、きんてつのごとし)
- 鉄槌を下す(てっついをくだす)
- 鉄桶水を漏らさず(てっとうみずをもらさず)
- 鉄砲玉の使い(てっぽうだまのつかい)
「漿」を含むことわざ
- 誰に見しょとて紅鉄漿つける(だれにみしょとてべにかねつける)