石部金吉鉄兜とは
石部金吉鉄兜
いしべきんきちかなかぶと
言葉 | 石部金吉鉄兜 |
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読み方 | いしべきんきちかなかぶと |
意味 | 非常に物堅く生真面目な人のこと。また、融通のきかない人のこと。
「石部金吉」は、物堅くて融通のきかない人のたとえとして、堅い物として有名な「石」と「金」を並べて人名のように言った語。 その石部金吉が、鉄の兜をかぶっているような極端な堅物ということから。 |
類句 | 石に裃(いしにかみしも) |
使用漢字 | 石 / 部 / 金 / 吉 / 鉄 / 兜 |
「石」を含むことわざ
- 朝寝八石の損(あさねはちこくのそん)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 石臼を箸に刺す(いしうすをはしにさす)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 石亀の地団駄(いしがめのじだんだ)
- 石亀も地団駄(いしがめもじだんだ)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 石に嚙り付いても(いしにかじりついても)
- 石に齧りついても(いしにかじりついても)
- 石に裃(いしにかみしも)
「部」を含むことわざ
- 仇野の露、鳥部野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 徒野の露、鳥部野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 石部金吉鉄兜(いしべきんきちかなかぶと)
- 膳部揃うて箸を取れ(ぜんぶそろうてはしをとれ)
「金」を含むことわざ
- 愛想づかしも金から起きる(あいそづかしもかねからおきる)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 価千金(あたいせんきん)
- 値千金(あたいせんきん)
- 阿弥陀の光も金次第(あみだのひかりもかねしだい)
- 有り金をはたく(ありがねをはたく)
- ありそうでないのが金(ありそうでないのがかね)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
「吉」を含むことわざ
- 石部金吉鉄兜(いしべきんきちかなかぶと)
- 思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)
- 思い立ったが吉日(おもいたったがきちにち)
- 大吉は凶に還る(だいきちはきょうにかえる)
「鉄」を含むことわざ
- 入り鉄砲に出女(いりでっぽうにでおんな)
- 暗闇の鉄砲(くらやみのてっぽう)
- 寸鉄人を殺す(すんてつひとをころす)
- 寸鉄人を刺す(すんてつひとをさす)
- 誰に見しょとて紅鉄漿つける(だれにみしょとてべにかねつける)
- 男子の一言、金鉄の如し(だんしのいちごん、きんてつのごとし)
- 鉄槌を下す(てっついをくだす)
- 鉄桶水を漏らさず(てっとうみずをもらさず)
- 鉄砲玉の使い(てっぽうだまのつかい)
「兜」を含むことわざ
- 石部金吉鉄兜(いしべきんきちかなかぶと)
- 内兜を見透かす(うちかぶとをみすかす)
- 勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)
- 兜を脱ぐ(かぶとをぬぐ)