易者、身の上知らず
「易者、身の上知らず」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「医者の自脈効き目なし」などがあります。
易者、身の上知らず
えきしゃ、みのうえしらず
| 言葉 | 易者、身の上知らず |
|---|---|
| 読み方 | えきしゃ、みのうえしらず |
| 意味 | 人のことはよく見通すのに、自分の先行きは見通せないというたとえ。
「易者」は、筮竹や算木を用いて易で吉凶を見る人。 同じ意味の言い方に「陰陽師、身の上知らず」がある。 |
| 異形 | 陰陽師、身の上知らず(おんようじ、みのうえしらず) |
| 場面 | 他人 / 占い |
| 類句 | 医者の自脈効き目なし(いしゃのじみゃくききめなし) |
| 人相見の我が身知らず(にんそうみのわがみしらず) | |
| 使用語彙 | 易者 / 身の上 / 身 / 上 |
| 使用漢字 | 易 / 者 / 身 / 上 / 知 / 陰 / 陽 / 師 |
「易」を含むことわざ
- 余り円きはまろび易し(あまりまろきはまろびやすし)
- 案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 金儲けと死に病に易い事なし(かねもうけとしにやまいにやすいことなし)
- 木強ければ折れ易し(きつよければおれやすし)
- 簀を易う(さくをかう)
- 山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し(さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
- 四時を貫きて柯を改め葉を易えず(しじをつらぬきてえだをあらためはをかえず)
- 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
- 好きな事には騙され易い(すきなことにはだまされやすい)
「者」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 悪女の賢者ぶり(あくじょのけんじゃぶり)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
「身」を含むことわざ
- 垢も身のうち(あかもみのうち)
- 悪事身に返る(あくじみにかえる)
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 朝に紅顔ありて夕べには白骨となれる身なり(あしたにこうがんありてゆうべにははっこつとなれるみなり)
- 明日知らぬ身(あすしらぬみ)
- 明日は我が身(あすはわがみ)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 生き身に餌食(いきみにえじき)
- 生き身は死に身(いきみはしにみ)
「上」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げ潮に乗る(あげしおにのる)
- 上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 顎が干上がる(あごがひあがる)
- 梓に上す(あずさにのぼす)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
- 頭の上の蠅も追われぬ(あたまのうえのはえもおわれぬ)
「知」を含むことわざ
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 足を知らずして履を為る(あしをしらずしてくつをつくる)
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- いざ知らず(いざしらず)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
「陰」を含むことわざ
- 暑さ忘れれば陰忘れる(あつさわすれればかげわすれる)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一寸の光陰軽んずべからず(いっすんのこういんかろんずべからず)
- 陰影に富む(いんえいにとむ)
- 陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)
- 陰徳は末代の宝(いんとくはまつだいのたから)
- 陰に籠もる(いんにこもる)
- 陰に陽に(いんにように)
- 豌豆は日陰でもはじける(えんどうはひかげでもはじける)
- 陰口を叩く(かげぐちをたたく)
「陽」を含むことわざ
- 陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)
- 陰に陽に(いんにように)
- 陽炎稲妻水の月(かげろういなずまみずのつき)
- 陽の照っているうちに干し草を作れ(ひのてっているうちにほしくさをつくれ)
- 皮裏の陽秋(ひりのようしゅう)
- 陽気発する処、金石も亦透る(ようきはっするところ、きんせきもまたとおる)
- 洛陽の紙価を高める(らくようのしかをたかめる)
