簀を易うとは
簀を易う
さくをかう
言葉 | 簀を易う |
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読み方 | さくをかう |
意味 | 学徳にすぐれている人の死を敬っていう言葉。
「簀」は、寝台の上に敷くむしろ。 中国の孔子の弟子の曽子が、死の間際に大夫用の簀は自分には相応しくないとして質素な簀に変えさせたという故事から。 「易簀」ともいう。 |
出典 | 『礼記』檀弓 上 |
異形 | 易簀(えきさく) |
使用漢字 | 簀 / 易 |
「簀」を含むことわざ
- 生け簀の鯉(いけすのこい)
- 生簀の鯉(いけすのこい)
- 易簀(えきさく)
- 簀を易う(さくをかう)
「易」を含むことわざ
- 案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- 山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し(さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
- 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
- 好きな事には騙され易い(すきなことにはだまされやすい)
- 生は難く、死は易し(せいはかたく、しはやすし)
- 創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
- 俗事に入り易い(ぞくじにはいりやすい)
- 付け焼き刃はなまり易い(つけやきばはなまりやすい)
- 付け焼き刃は剥げ易い(つけやきばははげやすい)
- 手を易え品を易え(てをかえしなをかえ)
- 時は得難くして失い易し(ときはえがたくしてうしないやすし)
- 熱し易いものは冷め易い(ねっしやすいものはさめやすい)
- 熱し易きは冷め易し(ねっしやすきはさめやすし)
- 万卒は得易く、一将は得難し(ばんそつはえやすく、いっしょうはえがたし)
- 羊を以て牛に易う(ひつじをもってうしにかう)
- 古傷は痛み易い(ふるきずはいたみやすい)
- 暴を以て暴に易う(ぼうをもってぼうにかう)