上げ潮に乗るについて
上げ潮に乗る
あげしおにのる

言葉 | 上げ潮に乗る |
---|---|
読み方 | あげしおにのる |
意味 | 機運が良く、物事が順調に進むこと。進展すること。 |
出典 | - |
使用されている漢字
「上」を含むことわざ
商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
客に物を売るのはうまいが、仕入れがへたで儲からないということ。
上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん)
自分では何もしないで、すべて人にしてもらうことのたとえ。「上げ膳」は食事が済んで膳を下げること。「据え膳」は食膳を人の前に整えること。
上げたり下げたり(あげたりさげたり)
褒めたり貶したりして、本音がわからないようす。
顎が干上がる(あごがひあがる)
収入がなくなり生活に困るようす。
梓に上す(あずさにのぼす)
書物を出版すること。昔、木版印刷の版木に梓(あずさ)の木を使ったことから。 「梓」は「し」とも読む。
頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
両方うまくはいかないということ。頭を押さえれば尻が持ち上げるように、一方がうまくいけば、もう片方がうまくいかなくなるということから。
「潮」を含むことわざ
上げ潮に乗る(あげしおにのる)
潮時を見る(しおどきをみる)
物事を行うのによい時期を見計らうこと。
「乗」を含むことわざ
脂が乗る(あぶらがのる)
魚などに脂肪がついておいしくなること。また、仕事などがおもしろくなり、調子が出ること。
暗礁に乗り上げる(あんしょうにのりあげる)
思わぬ障害に阻まれ、物事が先へ進めなくなることのたとえ。 「暗礁」は海面下の見えない岩のこと。 船が海の中の見えない岩に乗り上げて、先に進めなくなるという意から。
一天万乗の君(いってんばんじょうのきみ)
天下を治める天子のこと。 「一天」は天下、「万乗」は兵車一万台。 中国の周代、天子は戦時に兵車一万台を徴発できる制度だったことから。 「万乗の君」ともいう。
牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
不利な方から有利な方へかわることのたとえ。足ののろい牛から足の速い馬に乗り換えるという意から。
馬に乗るまでは牛に乗れ(うまにのるまではうしにのれ)
高い地位につくためには、まず低い地位で力をつけよということ。また、最善の策がとれない時は、次善の策をとれということ。 馬は牛よりも速いが乗るのが難しいので、ひとまず牛に乗って練習せよという意から。
馬には乗ってみよ人には添うてみよ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)
いい馬かどうかは乗ってみないとわからないし、人間の善し悪しも付き合ってみなければわからない。何事も自分で経験して確かめないとわからないということ。