歳寒の松柏とは
歳寒の松柏
さいかんのしょうはく
言葉 | 歳寒の松柏 |
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読み方 | さいかんのしょうはく |
意味 | 逆境で苦しい状況でも、信念や志を貫くことのたとえ。
「歳寒」は季節の冬。または逆境や苦難という意味。 松や柏などの常緑樹は寒い季節でも緑の葉をつけていることから。 「松柏の操」ともいう。 |
出典 | 『論語』 |
異形 | 松柏の操(しょうはくのみさお) |
場面用途 | 冬 / 季節 / 松 |
使用語彙 | 松柏 |
使用漢字 | 歳 / 寒 / 松 / 柏 / 操 |
「歳」を含むことわざ
- 歳月、人を待たず(さいげつ、ひとをまたず)
- 三歳の翁、百歳の童子(さんさいのおきな、ひゃくさいのどうじ)
- 十歳の翁、百歳の童(じっさいのおきな、ひゃくさいのわらわ)
- 男女七歳にして席を同じゅうせず(だんじょしちさいにしてせきをおなじゅうせず)
- 歳寒くして松柏の凋むに後るるを知る(としさむくしてしょうはくのしぼむにおくるるをしる)
- 日計足らずして歳計余りあり(にっけいたらずしてさいけいあまりあり)
- 年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず(ねんねんさいさいはなあいにたり、さいさいねんねんひとおなじからず)
- 年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず(ねんねんさいさいはなあいにたり、さいさいねんねんひとおなじからず)
- 八歳の翁、百歳の童(はっさいのおきな、ひゃくさいのわらべ)
「寒」を含むことわざ
- 暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
- お寒い(おさむい)
- 河童の寒稽古(かっぱのかんげいこ)
- 寒に帷子、土用に布子(かんにかたびら、どようにぬのこ)
- 唇滅びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)
- 賢者ひだるし、伊達寒し(けんじゃひだるし、だてさむし)
- 氷は水より出でて水よりも寒し(こおりはみずよりいでてみずよりもさむし)
「松」を含むことわざ
- 男は松、女は藤(おとこはまつ、おんなはふじ)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 門松は冥途の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 歳寒くして松柏の凋むに後るるを知る(としさむくしてしょうはくのしぼむにおくるるをしる)
- 匂い松茸、味しめじ(においまつたけ、あじしめじ)
- 松かさより年かさ(まつかさよりとしかさ)
- 松の木柱も三年(まつのきばしらもさんねん)
- 熊野松風は米の飯(ゆやまつかぜはこめのめし)
「柏」を含むことわざ
- 歳寒の松柏(さいかんのしょうはく)
- 松柏の操(しょうはくのみさお)
- 歳寒くして松柏の凋むに後るるを知る(としさむくしてしょうはくのしぼむにおくるるをしる)
「操」を含むことわざ
- 松柏の操(しょうはくのみさお)
- 自転車操業(じてんしゃそうぎょう)
- 操觚(そうこ)
- 操を立てる(みさおをたてる)