耳を洗う
ことわざ「耳を洗う」の意味・読み方・異形などを解説します。
耳を洗う
みみをあらう
| 言葉 | 耳を洗う |
|---|---|
| 読み方 | みみをあらう |
| 意味 | 出世の誘いを、聞いたことすら汚れと受け取って退ける。 世の高みに背を向け、身ひとつを濁さずにおく構え。 堯から天子の座を継げと言われた許由が、その話が耳に入ったことを嫌い、潁水で耳をすすいだという故事から。 「流れに耳を洗う」「潁水に耳を洗う」「耳を滌ぐ」ともいう。 |
| 出典 | 『高士伝』 |
| 異形 | 流れに耳を洗う(ながれにみみをあらう) |
| 潁水に耳を洗う(えいすいにみみをあらう) | |
| 耳を滌ぐ(みみをすすぐ) | |
| 場面 | 清廉 / 無欲 / 耳 |
| 使用語彙 | 耳 / 洗う / 流れ |
| 使用漢字 | 耳 / 洗 / 流 / 潁 / 水 / 滌 |
「耳」を含むことわざ
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- 壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)
- 聞き耳を立てる(ききみみをたてる)
- 聞く耳を持たない(きくみみをもたない)
- 牛耳を執る(ぎゅうじをとる)
- 賢者は長い耳と短い舌を持つ(けんじゃはながいみみとみじかいしたをもつ)
- 口耳の学(こうじのがく)
- 小耳に挟む(こみみにはさむ)
- 笊耳(ざるみみ)
「洗」を含むことわざ
- 足を洗う(あしをあらう)
- 洗い髪にはおじ坊主が惚れる(あらいがみにはおじぼうずがほれる)
- 命の洗濯(いのちのせんたく)
- 芋を洗うよう(いもをあらうよう)
- 鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
- 烏は百度洗っても鷺にはならぬ(からすはひゃくどあらってもさぎにはならぬ)
- 借り着より洗い着(かりぎよりあらいぎ)
- 心が洗われる(こころがあらわれる)
- 七十五日は金の手洗い(しちじゅうごにちはかねのてあらい)
- 擂り粉木で重箱洗う(すりこぎでじゅうばこあらう)
「流」を含むことわざ
- 足を万里の流れに濯う(あしをばんりのながれにあらう)
- 汗水流す(あせみずながす)
- 汗を流す(あせをながす)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 石に漱ぎ、流れに枕す(いしにくちすすぎ、ながれにまくらす)
- 石に枕し流れに漱ぐ(いしにまくらしながれにくちすすぐ)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 浮き名を流す(うきなをながす)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 河海は細流を択ばず(かかいはさいりゅうをえらばず)
「潁」を含むことわざ
- 潁水に耳を洗う(えいすいにみみをあらう)
「水」を含むことわざ
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 汗水垂らす(あせみずたらす)
- 汗水流す(あせみずながす)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 油紙に水を注ぐよう(あぶらがみにみずをそそぐよう)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚の目に水見えず(うおのめにみずみえず)
「滌」を含むことわざ
- 耳を滌ぐ(みみをすすぐ)
