「洗」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 18 件
「洗」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
足を洗う(あしをあらう)
悪事をやめること。また、今までの仕事をやめること。
洗い髪にはおじ坊主が惚れる(あらいがみにはおじぼうずがほれる)
女性の湯上り姿は艶やかで誰でも心ひかれるということ。 「おじ坊主」は、「伯父(叔父)や坊主も」という解釈と「おじの坊主」という解釈がある。 「湯上りは親でも惚れる」「洗い髪にはおじ坊主が惚れる」などともいう。
命の洗濯(いのちのせんたく)
気晴らしをして、日ごろの苦労から解放されること。
芋を洗うよう(いもをあらうよう)
狭い所で大勢の人が込み合う様子。たくさんの芋を桶に入れて、かき回して洗うようすから。
鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
怖い人や気兼ねする人がいない間にのびのびと寛ぐこと。「洗濯」は命の洗濯の意で気晴らしのこと。
烏は百度洗っても鷺にはならぬ(からすはひゃくどあらってもさぎにはならぬ)
黒い烏は、幾度水にさらしても白い鷺に化けはしない。 生まれついた質は、いくら繕ったところで別物にはならないということ。
借り着より洗い着(かりぎよりあらいぎ)
人に頼ってぜいたくな暮らしをするより、自分の力で分相応な生活をするほうがよいということ。 人に借りた晴れ着より、洗いざらしでも自分の着物のほうがよいとの意から。
首を洗って待つ(くびをあらってまつ)
叱られたり罰を受けたりするのはもう逃れられないと腹を決めて、相手がどんな手に出るのかを、逃げずに待ち受けること。 首を切り落とされる時に備え、前もって首を洗い清めておく様子を思い描いた言い方。 「首を洗って待っていろ」と命じる形で使うと、「いずれきっとやり返してやるから覚悟しておけ」という、相手へのおどし文句になる。 同じく「首」を使う言葉でも、「[[首が飛ぶ*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/6047.php]]」「[[首を切る*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/6050.php]]」は、職を失うことを表す。
心が洗われる(こころがあらわれる)
心の中の穢(けが)れがなくなり、爽やかで清々しい気分になること。
七十五日は金の手洗い(しちじゅうごにちはかねのてあらい)
嫁や婿、養子に行った時は、しばらくの間は大事にされるということ。「金の手洗い」は、金属製の洗面器で来客などに使われたもの。
擂り粉木で重箱洗う(すりこぎでじゅうばこあらう)
四隅までは道具が届かず、洗い残しが出る。 どうしても粗くなる、詰めきれない仕事。
赤貧洗うが如し(せきひんあらうがごとし)
手を伸ばして掴めるものが、家のどこにも残っていない。棚も櫃も空で、銭に換えられる品さえ見当たらない暮らしぶりをいう。 「赤」は、すっかりそうだという意を添える。
洗礼を受ける(せんれいをうける)
今までにない経験をすること。 または、試練を与えられること。 元は、キリスト教の信者になる儀式をいう言葉。
血で血を洗う(ちでちをあらう)
血縁関係にある者同士が血を流し合うような争いをすること。 また、暴力に対して暴力、悪事に対して悪事で争うことのたとえ。 「血を以て血を洗う」ともいう。
泥裡に土塊を洗う(でいりにどかいをあらう)
汚さや醜さの程度が甚だしいことのたとえ。 または、意味のないことや理解ができないことのたとえ。 土の塊を泥の中に入れて洗うということから。
灰を飲み胃を洗う(はいをのみいをあらう)
過去の過ちや汚れた心を深く反省し、心を入れ替えて善人になることのたとえ。 罪を犯した竺景秀が、「過去の過ちを悔い改めることが許されるならば、刀を呑んで腸を削り、灰を飲んで胃を洗って身を清めます」と誓った故事に由来する。
耳を洗う(みみをあらう)
出世の誘いを、聞いたことすら汚れと受け取って退ける。 世の高みに背を向け、身ひとつを濁さずにおく構え。 堯から天子の座を継げと言われた許由が、その話が耳に入ったことを嫌い、潁水で耳をすすいだという故事から。 「流れに耳を洗う」「潁水に耳を洗う」「耳を滌ぐ」ともいう。
雪の明日は裸虫の洗濯(ゆきのあしたははだかむしのせんたく)
雪がやんだ翌朝からは、晴れて暖かい日になりやすいということ。 「裸虫」は貧しくて着る物がろくにない人のこと。 雪の翌日はぽかぽかと暖かいので、着替えの少ない貧しい人までが、着ている物を脱いで洗うほどだという意から。
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