灰を飲み胃を洗うとは
灰を飲み胃を洗う
はいをのみいをあらう
| 言葉 | 灰を飲み胃を洗う |
|---|---|
| 読み方 | はいをのみいをあらう |
| 意味 | 過去の過ちや汚れた心を深く反省し、心を入れ替えて善人になることのたとえ。
罪を犯した竺景秀が、「過去の過ちを悔い改めることが許されるならば、刀を呑んで腸を削り、灰を飲んで胃を洗って身を清めます」と誓った故事に由来する。 |
| 出典 | 『南史』荀伯玉伝 |
| 使用漢字 | 灰 / 飲 / 胃 / 洗 |
「灰」を含むことわざ
- 灰汁が強い(あくがつよい)
- 灰汁が抜ける(あくがぬける)
- 灰燼に帰す(かいじんにきす)
- 金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い(かねもちとはいふきはたまるほどきたない)
- 竈の下の灰まで(かまどのしたのはいまで)
- 結構毛だらけ猫灰だらけ(けっこうけだらけねこはいだらけ)
- 結構毛だらけ灰だらけ(けっこうけだらけはいだらけ)
- 死灰復燃ゆ(しかいまたもゆ)
- 吝ん坊と灰吹きは溜まるほど汚い(しわんぼうとはいふきはたまるほどきたない)
- 女房は灰小屋から貰え(にょうぼうははいごやからもらえ)
「飲」を含むことわざ
- 朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
- 朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 一箪の食、一瓢の飲(いったんのし、いっぴょうのいん)
- 一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む(いっぱいはひとさけをのむ、にはいはさけさけをのむ、さんばいはさけひとをのむ)
- 馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない(うまをみずべにつれていけてもみずをのませることはできない)
- 恨みを飲む(うらみをのむ)
- 大水に飲み水なし(おおみずにのみみずなし)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)
