「灰」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 13 件
「灰」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
灰汁が強い(あくがつよい)
人々に受け入れられにくいような、特有の強い個性があること。 人の性質や文章・作品などについて用いられる。
灰汁が抜ける(あくがぬける)
嫌みがなくなってすっきりとしたようす。
灰燼に帰す(かいじんにきす)
跡形もなく燃え尽きてしまうこと。「灰燼」は灰と燃えかすの意。
金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い(かねもちとはいふきはたまるほどきたない)
懐が肥えるほど手放すのが惜しくなり、人となりが見苦しくなっていく。 富める者にも、締まり屋にも同じように言う。 「灰吹き」は煙草盆に据える筒。
竈の下の灰まで(かまどのしたのはいまで)
家の中の物すべて、財産すべてということ。 かまどの灰にいたるまで残らず全部との意から。
結構毛だらけ猫灰だらけ(けっこうけだらけねこはいだらけ)
申し分なしという心持ちを、「け」の音を重ねて弾ませた言い回し。「猫灰だらけ」と続けて、おどけた響きを添える。
死灰復燃ゆ(しかいまたもゆ)
一度燃え尽きた灰がもう一度燃え上がること。 転じて、いったん失った勢いが盛り返すこと。 または、解決したはずの物事が再び問題になること。 獄につながれた漢の韓安国が、番人に辱められて、消えた灰とてまた燃えぬものかと言い返すと、燃えたら小便をかけてやると嘲られた。のちに高い官に就いた安国は、逃げ隠れした番人を咎めずに許した。
塵も灰もつかぬように言う(ちりもはいもつかぬようにいう)
相手が言葉を継げないほど、そっけなく切って落とす物言い。 こちらの頼みごとが少しも引っかからないまま返ってくる。
女房は灰小屋から貰え(にょうぼうははいごやからもらえ)
妻を迎えるなら、自分より格下の家からもらうのがよいということ。 身分の高い家から妻をもらうと、親戚付き合いに苦労したり夫の権威が下がったりする恐れがあるとの意から。 「女房は台所から貰え」「女房は掃き溜めから拾え」「女房は庭から取れ」などともいう。
灰になる(はいになる)
物が燃え尽きて形がなくなること。また、人が亡くなって火葬され骨と灰だけになることや、比喩的に持っている力を出し尽くして気力がなくなる様子を指す。
灰吹きから蛇が出る(はいふきからじゃがでる)
意外な所から意外なものが出ることのたとえ。また、ちょっとしたことから、とんでもないことが生じることのたとえ。「灰吹き」は、たばこの吸い殻を入れる筒のことで、その筒から蛇が出るということから。
灰を飲み胃を洗う(はいをのみいをあらう)
過去の過ちや汚れた心を深く反省し、心を入れ替えて善人になることのたとえ。 罪を犯した竺景秀が、「過去の過ちを悔い改めることが許されるならば、刀を呑んで腸を削り、灰を飲んで胃を洗って身を清めます」と誓った故事に由来する。
婿は大名から貰え嫁は灰小屋から貰え(むこはだいみょうからもらえよめははいごやからもらえ)
婿は自分の家より家柄がよい家から貰うと家の格が上がり、嫁は自分の家より低い家柄から貰うと威張らずによく働くので家のためによいということ。 「婿は大名から貰え嫁は灰小屋から貰え」「嫁は下から婿は上から」ともいう。
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