「灰」を含む故事・ことわざ・慣用句
「灰」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
灰汁が強い(あくがつよい)
人々に受け入れられにくいような、特有の強い個性があること。 人の性質や文章・作品などについて用いられる。
灰汁が抜ける(あくがぬける)
嫌みがなくなってすっきりとしたようす。
灰燼に帰す(かいじんにきす)
跡形もなく燃え尽きてしまうこと。「灰燼」は灰と燃えかすの意。
金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い(かねもちとはいふきはたまるほどきたない)
金持ちは金が貯まるほど、欲深くなり心が汚れていくということ。 吸い殻を入れる「灰吹き」が、溜まるほど汚くなることと金が貯まることを掛けている。
竈の下の灰まで(かまどのしたのはいまで)
家の中の物すべて、財産すべてということ。 かまどの灰にいたるまで残らず全部との意から。
結構毛だらけ猫灰だらけ(けっこうけだらけねこはいだらけ)
「大変結構だ」ということをおかしくいったもの。 「結構毛だらけ猫灰だらけ」「結構毛だらけ灰だらけ」ともいう。
結構毛だらけ灰だらけ(けっこうけだらけはいだらけ)
「大変結構だ」ということをおかしくいったもの。 「結構毛だらけ猫灰だらけ」「結構毛だらけ灰だらけ」ともいう。
死灰復燃ゆ(しかいまたもゆ)
一度燃え尽きた灰がもう一度燃え上がること。 転じて、失った勢いを取り戻すこと。 または、解決したはずの物事が再び問題になること。
吝ん坊と灰吹きは溜まるほど汚い(しわんぼうとはいふきはたまるほどきたない)
けちん坊は、金を貯めれば貯めるほど遣うのが惜しくなり、よけい物惜しみして意地汚くなるということ。「吝ん坊」は、けちん坊。「灰吹き」は煙草の吸殻入れ。
女房は灰小屋から貰え(にょうぼうははいごやからもらえ)
妻を迎えるなら、自分より格下の家からもらうのがよいということ。 身分の高い家から妻をもらうと、親戚付き合いに苦労したり夫の権威が下がったりする恐れがあるとの意から。 「女房は台所から貰え」「女房は掃き溜めから拾え」「女房は庭から取れ」などともいう。
灰となる(はいとなる)
物が燃え尽きて形がなくなること。また、人が亡くなって火葬され骨と灰だけになることや、比喩的に持っている力を出し尽くして気力がなくなる様子を指す。
灰になる(はいになる)
物が燃え尽きて形がなくなること。また、人が亡くなって火葬され骨と灰だけになることや、比喩的に持っている力を出し尽くして気力がなくなる様子を指す。
灰吹きから蛇が出る(はいふきからじゃがでる)
意外な所から意外なものが出ることのたとえ。また、ちょっとしたことから、とんでもないことが生じることのたとえ。「灰吹き」は、たばこの吸い殻入れる筒のことで、その筒から蛇が出るということから。
灰吹きと金持ちは溜まるほど汚い(はいふきとかねもちはたまるほどきたない)
金持ちは金が貯まるほど、欲深くなり心が汚れていくということ。 吸い殻を入れる「灰吹き」が、溜まるほど汚くなることと金が貯まることを掛けている。
灰を飲み胃を洗う(はいをのみいをあらう)
過去の過ちや汚れた心を深く反省し、心を入れ替えて善人になることのたとえ。 罪を犯した竺景秀が、「過去の過ちを悔い改めることが許されるならば、刀を呑んで腸を削り、灰を飲んで胃を洗って身を清めます」と誓った故事に由来する。
婿は大名から貰え嫁は灰小屋から貰え(むこはだいみょうからもらえよめははいごやからもらえ)
婿は自分の家より家柄がよい家から貰うと家の格が上がり、嫁は自分の家より低い家柄から貰うと威張らずによく働くので家のためによいということ。 「婿は大名から貰え嫁は灰小屋から貰え」「嫁は下から婿は上から」ともいう。
