「呼」を含む故事・ことわざ・慣用句
「呼」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)
互いの絶妙な気持ちや調子のこと。また、それがぴったり合うこと。「阿」は吐く息、「吽」は吸う息のことで呼吸の調子が合う意から。
阿呍の呼吸(あうんのこきゅう)
互いの絶妙な気持ちや調子のこと。また、それがぴったり合うこと。「阿」は吐く息、「吽」は吸う息のことで呼吸の調子が合う意から。
兎を見て犬を呼ぶ(うさぎをみていぬをよぶ)
事を見極めてから対策をしても遅くないということ。 また、一見手遅れに見えても、対策次第で間に合うこともあるので、あきらめてはいけないということ。 兎を見つけてから猟犬を呼ぶという意味から。 また、兎を見つけてから猟犬を呼んでも遅すぎるとの意味で、手遅れのたとえとして用いられることもある。
お呼びでない(およびでない)
必要としていない。用がない。
風に順いて呼ぶ(かぜにしたがいてよぶ)
噛み合う犬は呼び難し(かみあういぬはよびがたし)
何かに熱中していると、他から何を言われても耳に入らないことのたとえ。 いくら呼んでも、夢中で噛み合っている犬の耳には入らないとの意から。
声なくして人を呼ぶ(こえなくしてひとをよぶ)
呼吸が合う(こきゅうがあう)
双方の調子や気持ちがぴったりと合うこと。 「呼吸が合う」ともいう。
指呼の間(しこのかん)
指さして呼べる、または呼べば答えるほどの近い距離のこと。
ない名は呼ばれず(ないなはよばれず)
名前のないものは呼びようがないということ。また、何もないところには噂は立たないということ。
呼び声が高い(よびごえがたかい)
有力な候補者として噂されること。評判が高いこと。
呼び水になる(よびみずになる)
物事を引き起こすきっかけとなること。
呼ぶより謗れ(よぶよりそしれ)
人の悪口を言っていると、不思議と当人が現れるということから、呼びに行くより悪口を言ったほうが早いということ。
類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)
気の合う者、似た者同士は自然に寄り集まって仲間になるということ。