親苦、子楽、孫乞食
ことわざ「親苦、子楽、孫乞食」の意味・読み方・異形などを解説します。
親苦、子楽、孫乞食
おやく、こらく、まごこじき
| 言葉 | 親苦、子楽、孫乞食 |
|---|---|
| 読み方 | おやく、こらく、まごこじき |
| 意味 | 一代目が苦労して蓄えた身代は、二代目が安楽に使い減らし、三代目には何も残らないということ。
築いた者の辛苦を知らない代が続くうちに、家産は細っていくという見方。 |
| 異形 | 親苦労する、その子楽する、孫乞食する(おやくろうする、そのこらくする、まごこじきする) |
| 場面 | 親子 / 親族 / 孫 / 楽をする |
| 使用語彙 | 親 / 子 / 楽 / 乞食 / 苦労 |
| 使用漢字 | 親 / 苦 / 子 / 楽 / 孫 / 乞 / 食 / 労 |
「親」を含むことわざ
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
- 命の親(いのちのおや)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 親が親なら子も子(おやがおやならこもこ)
「苦」を含むことわざ
- あっても苦労、なくても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)
- 浮世の苦楽は壁一重(うきよのくらくはかべひとえ)
- 生みの苦しみ(うみのくるしみ)
- 苦あれば楽あり(くあればらくあり)
- 苦言を呈する(くげんをていする)
- 苦汁を嘗める(くじゅうをなめる)
- 苦する良かろう楽する悪かろう(くするよかろうらくするわるかろう)
- 苦肉の策(くにくのさく)
- 苦杯を嘗める(くはいをなめる)
- 苦は楽の種(くはらくのたね)
「子」を含むことわざ
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
- 赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 晏子の御(あんしのぎょ)
「楽」を含むことわざ
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 浮世の苦楽は壁一重(うきよのくらくはかべひとえ)
- 歓楽極まりて哀情多し(かんらくきわまりてあいじょうおおし)
- 楽屋裏を覗く(がくやうらをのぞく)
- 楽屋から火を出す(がくやからひをだす)
- 楽屋で声を嗄らす(がくやでこえをからす)
- 聞いて極楽、見て地獄(きいてごくらく、みてじごく)
- 聞くは法楽(きくはほうらく)
- 橘中の楽しみ(きっちゅうのたのしみ)
- 曲肱の楽しみ(きょっこうのたのしみ)
「孫」を含むことわざ
- 内孫より外孫(うちまごよりそとまご)
- 外法成就の者は子孫に伝わらず(げほうじょうじゅのものはしそんにつたわらず)
- 祖父は辛労、子は楽、孫は乞食(じじはしんろう、こはらく、まごはこじき)
- 児孫自ずから児孫の計あり(じそんおのずからじそんのけいあり)
- 児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
- 外孫飼うより犬の子飼え(そとまごかうよりいぬのこかえ)
- 孫飼わんより犬の子飼え(まごかわんよりいぬのこかえ)
- 孫は子より可愛い(まごはこよりかわいい)
「乞」を含むことわざ
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 浮気と乞食はやめられぬ(うわきとこじきはやめられぬ)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- お椀を持たぬ乞食はない(おわんをもたぬこじきはない)
- 骸骨を乞う(がいこつをこう)
- 玉斧を乞う(ぎょくふをこう)
- 鍬を担げた乞食は来ない(くわをかたげたこじきはこない)
- 乞食にも門出(こじきにもかどで)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
- 鮟鱇の待ち食い(あんこうのまちぐい)
- Rの字のない月に牡蠣を食べるな(あーるのじのないつきにかきをたべるな)
- 如何物食い(いかものぐい)
