鍬を担げた乞食は来ないとは
鍬を担げた乞食は来ない
くわをかたげたこじきはこない
言葉 | 鍬を担げた乞食は来ない |
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読み方 | くわをかたげたこじきはこない |
意味 | 働く者は貧乏になることはないことのたとえ。
鍬を持ってしっかり働く人は乞食にはならないので、鍬をかついだ乞食などは来るはずがないとの意から。 |
場面用途 | 貧乏・貧しい |
類句 | 稼ぐに追い付く貧乏無し(かせぐにおいつくびんぼうなし) |
使用語彙 | 乞食 |
使用漢字 | 鍬 / 担 / 乞 / 食 / 来 |
「鍬」を含むことわざ
- 鍬を担げた乞食は来ない(くわをかたげたこじきはこない)
- 使っている鍬は光る(つかっているくわはひかる)
- 針で掘って鍬で埋める(はりでほってくわでうめる)
「担」を含むことわざ
- 後棒を担ぐ(あとぼうをかつぐ)
- 一翼を担う(いちよくをになう)
- 縁起を担ぐ(えんぎをかつぐ)
- お先棒を担ぐ(おさきぼうをかつぐ)
- 駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人(かごにのるひとかつぐひと、そのまたわらじをつくるひと)
- 片棒を担ぐ(かたぼうをかつぐ)
- 験を担ぐ(げんをかつぐ)
- 御幣担ぎ(ごへいかつぎ)
- 衆望を担う(しゅうぼうをになう)
「乞」を含むことわざ
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 浮気と乞食はやめられぬ(うわきとこじきはやめられぬ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 親苦、子楽、孫乞食(おやく、こらく、まごこじき)
- お椀を持たぬ乞食はない(おわんをもたぬこじきはない)
- 骸骨を乞う(がいこつをこう)
- 玉斧を乞う(ぎょくふをこう)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 足留めを食う(あしどめをくう)
- 足止めを食らう(あしどめをくらう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)