応接に暇あらずとは
応接に暇あらず
おうせつにいとまあらず

言葉 | 応接に暇あらず |
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読み方 | おうせつにいとまあらず |
意味 | 人の相手をするのに追われて休む暇もないようす。また、ものごとが次から次へと起こって多忙なようす。もとは、美しい自然の風景が次から次に展開し、ゆっくり味わう暇がない意から。 |
異形 | 応接に暇が無い(おうせつにいとまがない) |
使用されている漢字
「応」を含むことわざ
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 否が応でも(いやがおうでも)
- 否でも応でも(いやでもおうでも)
- 応接に暇あらず(おうせつにいとまあらず)
- 歯応えがある(はごたえがある)
- 分相応に風が吹く(ぶんそうおうにかぜがふく)
「接」を含むことわざ
- 応接に暇あらず(おうせつにいとまあらず)
- 木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)
- 踵を接する(きびすをせっする)
- 謦咳に接する(けいがいにせっする)
- 割った茶碗を接いでみる(わったちゃわんをついでみる)
「暇」を含むことわざ
- 寸暇を惜しむ(すんかをおしむ)
- 席暖まるに暇あらず(せきあたたまるにいとまあらず)
- 暇に飽かす(ひまにあかす)
- 暇ほど毒なものはない(ひまほどどくなものはない)
- 暇を出す(ひまをだす)
- 暇を潰す(ひまをつぶす)
- 暇を取る(ひまをとる)
- 暇を盗む(ひまをぬすむ)
- 貧乏暇なし(びんぼうひまなし)
- 学ぶに暇あらずと謂う者は暇ありと雖も亦学ぶ能わず(まなぶにいとまあらずというものはいとまありといえどもまたまなぶあたわず)
「無」を含むことわざ
- 有るか無きか(あるかなきか)
- 有無相通じる(うむあいつうじる)
- 有無を言わせず(うむをいわせず)
- 遠慮は無沙汰(えんりょはぶさた)
- 奥行きが無い(おくゆきがない)
- 音沙汰が無い(おとざたがない)
- 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)
- 女は氏無うて玉の輿に乗る(おんなはうじのうてたまのこしにのる)
- 甲斐性が無い(かいしょうがない)
- 稼ぐに追い付く貧乏無し(かせぐにおいつくびんぼうなし)
- 傍らに人無きが如し(かたわらにひとなきがごとし)
- 完膚無きまで(かんぷなきまで)
- 眼中に無い(がんちゅうにない)
- 尽く書を信ずれば則ち書無きに如かず(ことごとくしょをしんずればすなわちしょなきにしかず)
- 事も無げ(こともなげ)
- 虚無僧に尺八(こむそうにしゃくはち)
- 様は無い(ざまはない)
- 真の闇より無闇が怖い(しんのやみよりむやみがこわい)
- 是非も無い(ぜひもない)
- 大欲は無欲に似たり(たいよくはむよくににたり)
- 多芸は無芸(たげいはむげい)
- 多勢に無勢(たぜいにぶぜい)
- 立場が無い(たちばがない)
- 立つ瀬が無い(たつせがない)
- 環の端無きが如し(たまきのはしなきがごとし)
- 罪が無い(つみがない)
- 手が無い(てがない)
- 天に二日無し(てんににじつなし)
- 年寄りの物忘れ、若者の無分別(としよりのものわすれ、わかもののむふんべつ)
- 止め処が無い(とめどがない)