ダモクレスの剣(だもくれすのけん)
栄華というものも、不安定で常に危険が迫っていることのたとえ。
「ダモクレス」とは、シチリア島のシラクサの国王ディオニュシオスの家臣ダモクレスのこと。
ダモクレスはいつもの王位をうらやましく思っていた。
そこで、王はある晩餐でダモクレスに自身の席である王座に座るように勧めた。
王座に座ったダモクレスがふと上を見上げると、天井から今にも切れそうな細い糸で剣が吊るされていた。
それを見たダモクレスは慌ててその場から逃げ出した。
王という立場には常に危険があるということを玉座に座らせることで示し、ダモクレスもそれを理解したという故事から。