「理想郷」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 5 件
「理想郷」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全5件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
エル・ドラード(える・どらーど)
黄金にあふれた土地。転じて、思い描くままの理想の地。 十六世紀、南アメリカ北部の奥地に黄金づくりの国があると信じられ、スペイン人が競ってこれを探し求めた。のちに文学に取り上げられて、望んでも届かない土地の意で使われるようになった。 スペイン語で El Dorado と書く。
壺中の天地(こちゅうのてんち)
俗世間から離れた別世界のたとえ。また、酒を飲んで俗世間のことを忘れる楽しみのたとえ。 中国後漢の費長房が、薬売りの老人が商売が終わると壺の中に入るのを見て一緒に入れてもらったところ、そこにはりっぱな建物があり、美酒や旨い肴が並んでいたので、ともに酒を飲んで外に出てきたという故事から。
桃源郷(とうげんきょう)
俗世間を離れた平和な別天地のこと。 中国晋の時代、武陵の漁師が川を水源までさかのぼり、桃の花が咲き乱れる林に迷い込むと、秦の時代の戦乱を避けた人々が平和に暮らす理想郷があったという説話から。 「武陵桃源」「桃源」ともいう。
無何有の郷(むかうのさと)
自然のままで人為的なわずらわしさがない仙境。自然のままの楽土。理想郷。ユートピア。 「無何有」は何もないこと。
ユートピア(ゆーとぴあ)
現実にはどこにも存在しない、すべてが理想どおりに整えられた国。 「無い場所」を意味するギリシャ語から作られた造語で、財産を分け合って暮らす島国のありさまを描いた十六世紀の物語の題名として世に出た。
