「しに」から始まる故事・ことわざ・慣用句一覧
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ことわざ一覧
死に馬に鍼刺す(しにうまにはりさす)
何の効果もないことのたとえ。また、絶望的な状況の中で万が一の望みを託して最後の手段をとることのたとえ。 死んだ馬に鍼治療を施しても生き返ることはないことから。
死に金を使う(しにがねをつかう)
使っても無駄になる金銭の使い方をすること。
死にたいと麦飯食いたいほど大きな嘘はない(しにたいとむぎめしくいたいほどおおきなうそはない)
人間は時には心にもないことを言うということ。死にたいと言っても本当に死ぬ気のある者はいないし、麦飯を食べたいと言っても本当は粗食を好むわけではないということ。
梓に上す(しにのぼす)
書物を出版すること。昔、木版印刷の版木に梓(あずさ)の木を使ったことから。 「梓」は「し」とも読む。
死に花を咲かせる(しにばなをさかせる)
死に際が立派で、名誉を死後に残すこと。
死に水を取る(しにみずをとる)
死ぬまで世話をすること。死ぬ間際の人の唇を水で濡らすということから。
死に別れより生き別れ(しにわかれよりいきわかれ)
死に別れもつらいが、生き別れのほうがもっとつらいということ。
死人に口なし(しにんにくちなし)
死人に無実の罪を着せること。また、死人を証人に立てることは出来ないということ。