「筆」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 16 件
「筆」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
筆硯を新たにする(ひっけんをあらたにする)
立てた構想をいったん捨てて、はじめから書き直すこと。 「筆硯」は筆とすずり。ここでは物を書く仕事全体を指す。「筆研」とも書く。
筆舌に尽くし難い(ひつぜつにつくしがたい)
文章でも言葉でも十分に表現できないということ。「筆舌」は、文章と言葉の意。
筆が滑る(ふでがすべる)
書く手が先に走って、控えるべきことまで紙に載せてしまう。
筆が立つ(ふでがたつ)
文章を書くのがうまいこと。
筆に任せる(ふでにまかせる)
形式などを考えず、思いついたままに文章を書くこと。
筆を入れる(ふでをいれる)
文章の足りない部分を書き足したり、不要な部分を取り除いたりすること。添削すること。 「筆を加える」ともいう。
筆を擱く(ふでをおく)
書き進めてきた文章を、そこで終えること。手紙や原稿の結びで使う。
筆を起こす(ふでをおこす)
文章を書き始めること。
筆を折る(ふでをおる)
文章や詩歌などを書くことをやめること。 文筆活動をやめること。 「ペンを折る」ともいう。
筆を染める(ふでをそめる)
文章などを書き始めること。 筆に墨などを含ませるという意味から。
筆を断つ(ふでをたつ)
書き手として立ってきた人が、事情があってその仕事から退くこと。
筆を執る(ふでをとる)
文章や絵などを書くこと。
筆を運ぶ(ふでをはこぶ)
筆先を紙の上で動かして、字や絵をかいていくこと。話の筋を書き進める意にも使う。
筆を走らせる(ふでをはしらせる)
筆先がよどみなく動き、勢いに乗って書き進めること。
筆を揮う(ふでをふるう)
文字や絵などを書くこと。揮毫すること。
筆を曲げる(ふでをまげる)
本当のことを知りながら、わざと違えて書くこと。書き手が保身や打算から事実をゆがめる場合にいう。 後漢の臧洪が、袁紹に城を囲まれた中で降伏をすすめる旧友へ返書を送り、斉の史官南史は生き延びるために筆を曲げなかったと記して、節を守って死んだ。
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