浸潤の譖り

ことわざ「浸潤の譖り」の意味・読み方を解説します。

言葉浸潤の譖り
読み方しんじゅんのそしり
意味水が少しずつ物にしみ通るように、時を重ねてくり返し悪口を吹き込み、聞く人に本当だと思いこませて、ある人を追い落とすこと。こうして耳打ちされる中傷の言葉自体も、同じ名で呼ぶ。
「浸潤」は水などがしだいに奥までしみ広がる意。「譖り」は人を悪く言って、その立場を危うくしようとたくらむ言葉。
「明」(物事をはっきり見通す力)とはどういうものかと弟子の子張に聞かれた孔子は、じわじわとしみこむ中傷にも、身に迫るような強い訴えにも惑わされない人なら、明があるといえると答えた。『論語』のこの一節から出た句で、浸潤之譖(四字熟語)を読み下した句である。
例文古くからの側近がくり返す浸潤の譖りに耳を貸し続けた結果、王は最も忠実な家臣を遠ざけてしまった。
出典『論語』顔淵
場面悪口を言う
使用漢字浸 / 潤 / 譖

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