塩が浸む
ことわざ「塩が浸む」(しおがしむ)の意味・読み方を解説します。
塩が浸む
しおがしむ
| 言葉 | 塩が浸む |
|---|---|
| 読み方 | しおがしむ |
| 意味 | 世の中に出て、つらいことや思いどおりに運ばないことを数多く味わい、暮らしていく厳しさを身にしみて知ること。
「浸む」は「しみる」の古風な形。世の中のつらさが、骨身にこたえるほど体の奥まで入りこんだことを指す。江戸時代の笑いを誘う読み物(滑稽本)では、さんざん苦労したすえに、すっかりおとなしくなった人をこう言っている。 「塩」の字を共にする「塩を踏む」や、辛酸を嘗めるは、近い意味合いで使われる。 |
| 例文 | 若いころから親元を出て、よその土地で塩が浸む思いをしてきた兄は、人の痛みがよく分かる。 |
| 場面 | 経験 / 苦労を重ねる |
| 使用漢字 | 塩 / 浸 |
「塩」を含むことわざ
- 青菜に塩(あおなにしお)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 痛む上に塩を塗る(いたむうえにしおをぬる)
- 一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る(いってきぜつじょうにつうじて、たいかいのえんみをしる)
- 河童に塩を誂える(かっぱにしおをあつらえる)
- 驥、塩車に服す(き、えんしゃにふくす)
- 傷口に塩を塗る(きずぐちにしおをぬる)
- 塩辛を食おうとて水を飲む(しおからをくおうとてみずをのむ)
- 塩にて淵を埋む如し(しおにてふちをうずむごとし)
- 塩を売っても手を嘗めろ(しおをうってもてをなめろ)
「浸」を含むことわざ
- 塩が浸む(しおがしむ)
- ぬるま湯に浸かる(ぬるまゆにつかる)
