筌蹄
ことわざ「筌蹄」(せんてい)の意味・読み方を解説します。
筌蹄
せんてい
| 言葉 | 筌蹄 |
|---|---|
| 読み方 | せんてい |
| 意味 | 何かを成しとげるために使う道具や手立てのこと。用が済めばいらなくなり、そのまま忘れられてしまうものをたとえた語。何かを学んだり進めたりするときの手引きや案内役も、筌蹄と呼ぶ。
「筌」は竹製の魚とりのしかけ(うえ)で、「蹄」は兎(うさぎ)をつかまえるわな。どちらも獲物を捕るための道具で、捕れたあとは、もう用がなくなる。 中国の『荘子』外物に、魚が捕れたら魚とりの道具を忘れ、兎が捕れたらわなを忘れる、言葉も同じで、意味がつかめたら忘れてよいと述べる。ここから出た語で、原文では「筌」の字を「荃」と書く。ことわざの魚を得て筌を忘るや四字熟語の得魚忘筌も同じ文から生まれた。 |
| 例文 | 受験のために買いそろえた参考書は、合格までの筌蹄にすぎず、春にはみな本棚の奥へしまわれた。 |
| 出典 | 『荘子』外物 |
| 場面 | 手段 |
| 使用漢字 | 筌 / 蹄 |
