魚を得て筌を忘るとは
魚を得て筌を忘る
うおをえてうえをわする
言葉 | 魚を得て筌を忘る |
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読み方 | うおをえてうえをわする |
意味 | 目的を達成してしまうと、それに貢献したものの功労は忘れてしまうというたとえ。
「筌」は魚を捕るための道具。「せん」や「うけ」とも読む。 魚を得てしまえば、魚を捕らえるための筌は不用になり忘れてしまうとの意から。 |
類句 | 病治りて薬師忘る(やまいなおりてくすしわする) |
喉元過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる) | |
暑さ忘れれば陰忘れる(あつさわすれればかげわすれる) | |
雨晴れて笠を忘れる(あめはれてかさをわすれる) | |
使用漢字 | 魚 / 得 / 筌 / 忘 |
「魚」を含むことわざ
- 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
- 網心あれば魚心(あみごころあればうおごごろ)
- 網にかかった魚(あみにかかったうお)
- 網に掛かった魚(あみにかかったうお)
- 網にかかるは雑魚ばかり(あみにかかるはざこばかり)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
「得」を含むことわざ
- 言い得て妙(いいえてみょう)
- 一文の得にもならない(いちもんのとくにもならない)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 得体が知れない(えたいがしれない)
- 得たり賢し(えたりかしこし)
- 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
- 得手に鼻つく(えてにはなつく)
- 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
- 得手に帆を掛ける(えてにほをかける)
「筌」を含むことわざ
- 魚を得て筌を忘る(うおをえてうえをわする)