「済」を含む故事・ことわざ・慣用句
「済」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
借りる時の地蔵顔、済す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、なすときのえんまがお)
お金を借りる時は地蔵菩薩のようにやさしい顔をするが、返す時は閻魔大王のような不機嫌な顔をするということ。
借りる八合、済す一升(かりるはちごう、なすいっしょう)
人に物やお金を借りたら、少し多めに返すか、お礼を添えて返すのが常識であるということ。 「済す」は、返済すること。 八合借りたら、一升にして返すべきであるとの意から。
気が済む(きがすむ)
心の負担や不満などがなくなり、気持ちが落ち着くこと。
済世の志(さいせいのこころざし)
世の中の弊害を取り除いて、人々を救おうとする志。「済世」は世の中の人々を救うこと。
ただでは済まない(ただではすまない)
このままでは済まない。このままでは終わらない。