支証の出し遅れとは
支証の出し遅れ
ししょうのだしおくれ
言葉 | 支証の出し遅れ |
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読み方 | ししょうのだしおくれ |
意味 | 時機を逃してしまい役に立たなくなってしまうことのたとえ。
証拠を出し遅れてしまうとの意から。 「証文の出し遅れ」ともいう。 |
異形 | 証文の出し遅れ(しょうもんのだしおくれ) |
類句 | 後の祭り(あとのまつり) |
喧嘩過ぎての空威張り(けんかすぎてのからいばり) | |
喧嘩過ぎての棒乳切り(けんかすぎてのぼうちぎり) | |
争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり) | |
諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ) | |
十日の菊、六日の菖蒲(とおかのきく、むいかのあやめ) | |
六日の菖蒲、十日の菊(むいかのあやめ、とおかのきく) | |
火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん) | |
生まれたあとの早め薬(うまれたあとのはやめぐすり) | |
遅い助けは助けにならぬ | |
使用語彙 | 遅れ / 証文 |
使用漢字 | 支 / 証 / 出 / 遅 / 文 |
「支」を含むことわざ
- 一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 支証の出し遅れ(ししょうのだしおくれ)
- 大廈の倒れんとするは一木の支うる所に非ず(たいかのたおれんとするはいちぼくのささうるところにあらず)
- 大廈の顚れんとするは一木の支うる所に非ず(たいかのたおれんとするはいちぼくのささうるところにあらず)
「証」を含むことわざ
- 証が立つ(あかしがたつ)
- 証を立てる(あかしをたてる)
- 証文が物を言う(しょうもんがものをいう)
- 心証を害する(しんしょうをがいする)
- 猫でない証拠に竹を描いておき(ねこでないしょうこにたけをかいておき)
- 論より証拠(ろんよりしょうこ)
「出」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
- 垢は擦るほど出る、あらは探すほど出る(あかはこするほどでる、あらはさがすほどでる)
- 明るみに出る(あかるみにでる)
- 顎を出す(あごをだす)
- 朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
- 足が出る(あしがでる)
- 足を出す(あしをだす)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
「遅」を含むことわざ
- 一時違えば三里の遅れ(いっときちがえばさんりのおくれ)
- 今や遅し(いまやおそし)
- 今や遅しと(いまやおそしと)
- 大きい薬缶は沸きが遅い(おおきいやかんはわきがおそい)
- 遅い助けは助けにならぬ(おそいたすけはたすけにならぬ)
- 遅牛も淀、早牛も淀(おそうしもよど、はやうしもよど)
- 遅かりし由良之助(おそかりしゆらのすけ)
- 遅かれ早かれ(おそかれはやかれ)
- 遅きに失する(おそきにしっする)
- 遅くとも、しないよりはまし(おそくとも、しないよりはまし)