遅牛も淀、早牛も淀とは
遅牛も淀、早牛も淀
おそうしもよど、はやうしもよど
言葉 | 遅牛も淀、早牛も淀 |
---|---|
読み方 | おそうしもよど、はやうしもよど |
意味 | 早い遅いの差はあっても、結果は同じだからあわてることはないということ。
「淀」は京都市伏見区にある地名で、集荷場として栄えた場所。 荷物を運ぶ牛の歩みに多少の差があっても、結局行き着く所は淀であるとの意から。 「早牛も淀、遅牛も淀」ともいう。 |
異形 | 早牛も淀、遅牛も淀(はやうしもよど、おそうしもよど) |
場面用途 | 牛 |
類句 | 田歩くも畔歩くも同じ |
田を行くも畦を行くも同じ | |
畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ) | |
田から行くも畦から行くも同じ事 | |
使用語彙 | 牛 |
使用漢字 | 遅 / 牛 / 淀 / 早 |
「遅」を含むことわざ
- 一時違えば三里の遅れ(いっときちがえばさんりのおくれ)
- 今や遅し(いまやおそし)
- 今や遅しと(いまやおそしと)
- 大きい薬缶は沸きが遅い(おおきいやかんはわきがおそい)
- 遅い助けは助けにならぬ(おそいたすけはたすけにならぬ)
- 遅かりし由良之助(おそかりしゆらのすけ)
- 遅かれ早かれ(おそかれはやかれ)
- 遅きに失する(おそきにしっする)
- 遅くとも、しないよりはまし(おそくとも、しないよりはまし)
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の一散(うしのいっさん)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 牛の涎(うしのよだれ)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
「淀」を含むことわざ
- 遅牛も淀、早牛も淀(おそうしもよど、はやうしもよど)
- 早牛も淀、遅牛も淀(はやうしもよど、おそうしもよど)