揣摩
ことわざ「揣摩」(しま)の意味・読み方を解説します。
揣摩
しま
| 言葉 | 揣摩 |
|---|---|
| 読み方 | しま |
| 意味 | 人の気持ちや物事の事情を、こうではないかと推しはかること。確かな手がかりもなく見当をつける「当て推量」の意を含む場合がある。「揣」と「摩」の二字は、この語ではどちらも「推しはかる」の意味。
この語は『戦国策』(古代中国で国々が争った時代の、策士たちの話を集めた書物)の一節に見える。諸国の王に自分の策を説いて回った蘇秦は、秦の王に聞き入れられず、みすぼらしい姿で故郷に帰り、家族にまで冷たくあしらわれた。蘇秦はこれを自分の至らなさのせいだと考え、夜に書物を広げ、太公望の兵法の書とされる『陰符』を読み込んで、王たちの心を推しはかり、それに合わせて話す工夫を重ねた。一年たって、その工夫が身についたという。 この語に「臆測」を重ねた四字熟語に揣摩臆測がある。 |
| 例文 | 相手の返事がいつもより短かったわけをあれこれ揣摩してみたが、結局は本人に聞くほかなかった。 |
| 出典 | 『戦国策』秦策 |
| 場面 | 考える |
| 使用漢字 | 揣 / 摩 |
