秋刀魚が出ると按摩が引っ込む
ことわざ「秋刀魚が出ると按摩が引っ込む」の意味・読み方を解説します。
秋刀魚が出ると按摩が引っ込む
さんまがでるとあんまがひっこむ
| 言葉 | 秋刀魚が出ると按摩が引っ込む |
|---|---|
| 読み方 | さんまがでるとあんまがひっこむ |
| 意味 | 秋になってさんまが店先に並ぶころは、暑さがやわらいで食欲も戻り、栄養のあるさんまを食べて体の調子が整うので、按摩を頼む人がぐっと減る、ということ。
さんま(秋刀魚)とあんま(按摩)の、一字違いの音を重ねたしゃれで、秋の味覚であるさんまが体によいことを、おもしろく言いあらわしている。 按摩は、手で体をもんだりさすったりして、こりや疲れをほぐす療法のことで、その仕事をする人も按摩と呼ぶ。 秋には体調をくずす人が減るという見方は、柿が赤くなれば医者は青くなるにも共通している。 |
| 例文 | 涼しくなってから、わが家では毎晩のようにさんまを食べている。父の肩こりもすっかり治まり、通っていたマッサージ店にもしばらく顔を出していない。まさに秋刀魚が出ると按摩が引っ込むだね、と母が笑った。 |
| 場面 | 秋 / 健康 / 言葉遊び |
| 使用漢字 | 秋 / 刀 / 魚 / 出 / 按 / 摩 / 引 / 込 |
「秋」を含むことわざ
- 秋荒れ半作(あきあれはんさく)
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 秋の扇(あきのおうぎ)
- 秋の鹿は笛に寄る(あきのしかはふえによる)
- 秋の空は七度半変わる(あきのそらはななたびはんかわる)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
「刀」を含むことわざ
- えせ侍の刀弄り(えせざむらいのかたないじり)
- 鉛刀の一割(えんとうのいっかつ)
- 押っ取り刀で駆けつける(おっとりがたなでかけつける)
- 快刀、乱麻を断つ(かいとう、らんまをたつ)
- 返す刀(かえすかたな)
- 刀折れ矢尽きる(かたなおれやつきる)
- 刀の錆(かたなのさび)
- 刀は武士の魂(かたなはぶしのたましい)
- 剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)
- 小刀に鍔(こがたなにつば)
「魚」を含むことわざ
- 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
- 網にかかった魚(あみにかかったうお)
- 網にかかるは雑魚ばかり(あみにかかるはざこばかり)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚の水を得たるが如し(うおのみずをえたるがごとし)
「出」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
- 垢は擦るほど出る、あらは探すほど出る(あかはこするほどでる、あらはさがすほどでる)
- 明るみに出る(あかるみにでる)
- 顎を出す(あごをだす)
- 朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
- 足が出る(あしがでる)
- 足を出す(あしをだす)
- 頭を出す(あたまをだす)
「按」を含むことわざ
- 秋刀魚が出ると按摩が引っ込む(さんまがでるとあんまがひっこむ)
「摩」を含むことわざ
- 親の打つ拳より他人の摩るが痛い(おやのうつこぶしよりたにんのさするがいたい)
- 舷舷相摩す(げんげんあいます)
- 薩摩守(さつまのかみ)
- 秋刀魚が出ると按摩が引っ込む(さんまがでるとあんまがひっこむ)
- 天を摩する(てんをまする)
- 塁を摩す(るいをます)
「引」を含むことわざ
- 阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)
- 朝比奈と首引き(あさひなとくびひき)
- 足を引っ張る(あしをひっぱる)
- 跡追う子に引かれる(あとおうこにひかれる)
- 後に引けない(あとにひけない)
- 後へ引かない(あとへひかない)
- 後を引く(あとをひく)
- 息精引っ張る(いきせいひっぱる)
- 息を引き取る(いきをひきとる)
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪引く(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
