刀は武士の魂
ことわざ「刀は武士の魂」の意味・読み方・異形などを解説します。
刀は武士の魂
かたなはぶしのたましい
| 言葉 | 刀は武士の魂 |
|---|---|
| 読み方 | かたなはぶしのたましい |
| 意味 | 刀には持ち主である武士の心が宿るとされ、刀は武士が命にも代えがたいほど大事にすべき品だということ。
女性にとっての鏡も同じく大事なものだとする句と組にして、「刀は武士の魂、鏡は女の魂」と続けて言うことも多い。「刀は男の魂、鏡は女の魂」の形もある。 よく似た句に「刀は男の魂」や「大小は武士の魂」がある(「大小」は武士が腰に差した長い刀と短い刀のひと組)。後に続く句は鏡は女の魂として、それ単独でも使う。 |
| 例文 | 刀を床に放り出した若い侍に、師匠は「刀は武士の魂だぞ」と厳しく言い聞かせた。 |
| 異形 | 刀は武士の魂、鏡は女の魂(かたなはぶしのたましい、かがみはおんなのたましい) |
| 刀は男の魂、鏡は女の魂(かたなはおとこのたましい、かがみはおんなのたましい) | |
| 場面 | 大切にする / 武士 |
| 使用漢字 | 刀 / 武 / 士 / 魂 / 鏡 / 女 / 男 |
「刀」を含むことわざ
- えせ侍の刀弄り(えせざむらいのかたないじり)
- 鉛刀の一割(えんとうのいっかつ)
- 押っ取り刀で駆けつける(おっとりがたなでかけつける)
- 快刀、乱麻を断つ(かいとう、らんまをたつ)
- 返す刀(かえすかたな)
- 刀折れ矢尽きる(かたなおれやつきる)
- 刀の錆(かたなのさび)
- 剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)
- 小刀に鍔(こがたなにつば)
- 笑中に刀あり(しょうちゅうにとうあり)
「武」を含むことわざ
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 落ち武者は薄の穂にも怖ず(おちむしゃはすすきのほにもおず)
- 花は桜木、人は武士(はなはさくらぎ、ひとはぶし)
- 武士に二言はない(ぶしににごんはない)
- 武士の情け(ぶしのなさけ)
- 武士は相身互い(ぶしはあいみたがい)
- 武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)
- 文事ある者は必ず武備あり(ぶんじあるものはかならずぶびあり)
「士」を含むことわざ
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一富士、二鷹、三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)
- いとこ同士は鴨の味(いとこどうしはかものあじ)
- 来て見ればさほどでもなし富士の山(きてみればさほどでもなしふじのやま)
- 策士、策に溺れる(さくし、さくにおぼれる)
- 志士苦心多し(ししくしんおおし)
- 士族の商法(しぞくのしょうほう)
- 士は己を知る者の為に死す(しはおのれをしるもののためにしす)
- 好いた同士は泣いても連れる(すいたどうしはないてもつれる)
- 駿河の富士と一里塚(するがのふじといちりづか)
「魂」を含むことわざ
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 鏡は女の魂(かがみはおんなのたましい)
- 心魂を傾ける(しんこんをかたむける)
- 精魂を傾ける(せいこんをかたむける)
- 魂が抜ける(たましいがぬける)
- 魂を入れ替える(たましいをいれかえる)
- 魂を消す(たましいをけす)
- 魂を冷やす(たましいをひやす)
- 仏造って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず)
- 三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)
「鏡」を含むことわざ
- 悪女は鏡を疎む(あくじょはかがみをうとむ)
- 色眼鏡で見る(いろめがねでみる)
- お眼鏡に適う(おめがねにかなう)
- 鏡は女の魂(かがみはおんなのたましい)
- 知恵の鏡も曇る(ちえのかがみもくもる)
- 破鏡(はきょう)
- 破鏡再び照らさず(はきょうふたたびてらさず)
- 人こそ人の鏡(ひとこそひとのかがみ)
- 一つ鏡に二つ顔(ひとつかがみにふたつかお)
- 人を以て鏡となす(ひとをもってかがみとなす)
「女」を含むことわざ
- 赤い信女(あかいしんにょ)
- 赤い信女が子を孕む(あかいしんにょがこをはらむ)
- 商人の空誓文と女の怖いは皆嘘(あきんどのそらせいもんとおんなのこわいはみなうそ)
- 悪女の賢者ぶり(あくじょのけんじゃぶり)
- 悪女の深情け(あくじょのふかなさけ)
- 悪女は鏡を疎む(あくじょはかがみをうとむ)
- 朝雨は女の腕まくり(あさあめはおんなのうでまくり)
- 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 家に無くてならぬものは上がり框と女房(いえになくてならぬものはあがりがまちとにょうぼう)
