「健康」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 41 件
「健康」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全41件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
青葉のみずみずしい緑色を見ると目の疲れが癒されるということ。
朝寝八石の損(あさねはちこくのそん)
朝寝坊をすると健康を損なうだけでなく、仕事の能率も下がり、多大な損失を招くという戒め。 「八石」は極めて大きな分量のたとえ。「一石」は百升(約一八〇リットル)。
朝の果物は金(あさのくだものはきん)
朝食べる果物は、胃腸の働きをよくし、体の目覚めを促すため、健康によいということ。
一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
沸かしたてのお湯はきめが粗くて刺激が強く体によくないということ。
起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
健康で働けることは、何よりも幸せだということ。「果報者」は幸運な人の意。
親が死んでも食休み(おやがしんでもしょくやすみ)
どんなに忙しくても食後の休憩は大切だということ。
体が続く(からだがつづく)
仕事などで体に重い負担をかけているにも関わらず、健康を保っていること。
体に障る(からだにさわる)
健康を害する原因となる。
体を壊す(からだをこわす)
無理をして健康をそこねる。病気になる。
雉を食えば三年の古傷も出る(きじをくえばさんねんのふるきずもでる)
雉の肉はたいそう精がつくということ。 脂の多い肉で、口にすると何年も前にふさがった傷までがうずき出すほどだといわれたことから。
気の毒は身の毒(きのどくはみのどく)
「気の毒」は自分の気持ちの毒になることの意で、心配事は身体に悪いということ。
薬は身の毒(くすりはみのどく)
病気を治すための薬も、適量以上飲めばかえって体に悪いということ。
薬より養生(くすりよりようじょう)
病気になって薬に頼るより、普段から養生して健康を保つことが大事だということ。
健康は富に勝る(けんこうはとみにまさる)
積んだ蓄えは失っても取り返せるが、損なった体はそうはいかない。英語の Health is better than wealth. を写した言い方。
健全なる精神は健全なる身体に宿る(けんぜんなるせいしんはけんぜんなるしんたいにやどる)
身体が健康であれば、それに伴って精神も健全であるということ。 もとは古代ローマの風刺詩の一句で、「健やかな身体に健やかな精神が宿るように願うべきだ」と、人が神に何を求めるべきかを説いた文脈にあった。
好物に祟りなし(こうぶつにたたりなし)
好きな食べ物は、少しくらい食べ過ぎてもからだに害はないということ。 「好きな物に祟りなし」ともいう。
小食は長生きのしるし(こしょくはながいきのしるし)
食が細いことは、そのまま長寿の見込みが立つということ。 「しるし」は、これから先そうなると読み取れる徴のこと。 少食を欠点と見ず、めでたい徴として受け取る言い方。
転がる石には苔が生えぬ(ころがるいしにはこけがはえぬ)
活発に行動をしている人は常に健康で生き生きしていられることのたとえ。また、転職や転居を繰り返す人は地位も得られず金も貯まらないことのたとえ。 「転石苔を生せず」「転石苔むさず」ともいう。
酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう)
酒はほどよく飲めばどんな薬より効果があるということ。 「百薬の長」ともいう。
食後の一睡、万病丹(しょくごのいっすい、まんびょうたん)
腹がくちくなったあとのまどろみは、どんな薬にもまさる養生になる。 「万病丹」は、あらゆる病に効くとうたわれた江戸のころの丸薬。ひと眠りをその万能薬と並べてみせた言い方で、「万病円」とも書く。
臍下丹田に力を入れる(せいかたんでんにちからをいれる)
「臍下丹田」は臍(へそ)のやや下の腹部のことで、そこに力を入れると健康が得られ勇気がわくとされる。転じて、度胸を据えてどっしり落ち着くことをいう。
節制は最良の薬なり(せっせいはさいりょうのくすりなり)
体を壊すもとを日頃から遠ざけておけば、あとから手当てを受ける必要もない。どんな効き目にも勝るのは、度を越さない暮らしぶりのほうだ。 英語の「Temperance is the best physic.」に当たる。
大豆は畑の肉(だいずははたけのにく)
大豆には、良質のたんぱく質や脂肪が含まれ、肉にも負けないような栄養があるということ。
橙が赤くなれば医者の顔が青くなる(だいだいがあかくなればいしゃのかおがあおくなる)
橙が色づく秋頃は過ごしやすく病人も少なくなり、仕事が減った医者の顔が青くなるということ。
所変われば水変わる(ところかわればみずかわる)
井戸が変われば口に入るものの味も変わるので、よその土地では体を壊さぬよう用心せよ。 その先で行われている習わしや物言いも、境の向こうでは別のかたちを取る。
泣く子は育つ(なくこはそだつ)
大きな声でよく泣く子どもは元気で、丈夫にたくましく育つということ。
夏は日向を行け、冬は日陰を行け(なつはひなたをいけ、ふゆはひかげをいけ)
夏にあえて暑い日向を、冬にあえて寒い日陰を行くように、進んでつらい道を求めて身体を鍛錬せよということ。
寝る子は育つ(ねるこはそだつ)
よく眠る子は元気で丈夫に育つということ。
柱には虫入るも鋤の柄には虫入らず(はしらにはむしいるもすきのえにはむしいらず)
立てたままの柱は虫に食われるが、日々使う鋤の柄には虫がつかない。体を使って働く者は健やかでいられ、動かずにいる者は身を損なうというたとえ。
早寝早起き、病知らず(はやねはやおき、やまいしらず)
早寝早起きの習慣をつければ、健康に恵まれて病気もしないということ。
腹八分に医者いらず(はらはちぶにいしゃいらず)
食事をするときは、常に満腹の八割ほどに抑えておくほうが健康でいられるということ。 「腹八分目に医者いらず」「腹八合に医者いらず」「腹八合に病なし」などともいう。
腹も身の内(はらもみのうち)
腹とて他人のものではない。飲み食いの度が過ぎれば、つけを払うのは我が身である。
貧乏は達者の基(びんぼうはたっしゃのもと)
貧しければ夜更かしもできず、体を動かして働くよりほかにないから、かえって丈夫に過ごせるということ。
病上手に死に下手(やまいじょうずにしにべた)
体を壊してばかりいる人ほど、かえって死ににくく、思いのほか長く生きる。 病気をたびたびすることを「病が上手」と言いなし、死ぬのが不得手という意の「死に下手」を並べたしゃれ。
病は気から(やまいはきから)
病気は心の持ち方しだいで良くも悪くもなるということ。
湯に入りて湯に入らざれ(ゆにいりてゆにいらざれ)
何事もほどほどがよいというたとえ。 入浴も度を越すと、健康を損なうこともあるので適度がよいという意味から。
夢は五臓の煩い(ゆめはごぞうのわずらい)
眠っているあいだに見るものは、からだの内側が弱っているしるしだと、昔から言われてきた。 寝覚めの悪い夢を見た人をなだめるのに持ち出す。
良いうちから養生(よいうちからようじょう)
痛みが出てからでは、戻すのに倍かかる。何ともない時期にこそ手を入れておきたい。
宵越しの茶は飲むな(よいごしのちゃはのむな)
一度入れて一晩置いたお茶は飲まないほうがいいということ。茶葉に含まれる成分が、時間をおくと変質して身体によくないということから。
養生に身が痩せる(ようじょうにみがやせる)
養生のために気を使ったり、金銭の心配をして、かえって心労で痩せてしまうということ。
笑いは人の薬(わらいはひとのくすり)
適度な笑いは心や身体に良いということ。
