「考える」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 33 件
「考える」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全33件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
頭に置く(あたまにおく)
ある事柄を忘れないように心にとどめ、判断や行動のよりどころとして常に意識しておくこと。重要な点として覚えておくこと。
頭を捻る(あたまをひねる)
よいやり方を工夫したり、物事の対処のためにいろいろと考えたりすること。
一考を要する(いっこうをようする)
慎重に考えてみる必要がある。
思い半ばに過ぐ(おもいなかばにすぐ)
考えてみると思いあたるふしが多く、十分に推し量ることができるということ。 思い当たるところが全体の半分以上あるとの意から。
思いを致す(おもいをいたす)
これまで意識しなかった物事に心を向け、じっくりと考えること。
思いを馳せる(おもいをはせる)
遠く離れているものに思いを巡らすこと。
考えは雪隠(かんがえはせっちん)
よい考えを得るには、誰にも邪魔されずにゆっくり考えることができる便所がいいということ。「雪隠」は、便所のこと。
考える葦(かんがえるあし)
弱い身でありながら、考える力を持つという一点で他に抜きん出た存在としての人間。 折れやすい一本の葦にたとえたうえで、思うという働きだけは宇宙にも引けを取らないとした言い方。
勘定に入れる(かんじょうにいれる)
何かを行う際に、事前にそのことを考慮する。
首を捻る(くびをひねる)
納得がいかず、あれこれ思案するようす。
小首を傾げる(こくびをかしげる)
首をほんの少し傾ける、思案や不審の身ぶり。「小」は動きの小ささを添える語。
心に浮かぶ(こころにうかぶ)
ふと思いだしたり、思いついたりすること。
凝っては思案に余る(こってはしあんにあまる)
物事に熱中しすぎると、よい考えも浮かばなくなり、冷静な判断が出来なくなるということ。
尽く書を信ずれば則ち書無きに如かず(ことごとくしょをしんずればすなわちしょなきにしかず)
紙に載っているというだけで真に受けていては、かえって遠回りになる。どの本にも書き手の偏りがあると見て、疑いながら読み進めたい。 「書」はもともと『書経』を指したが、今は書物一般に広げて使う。
思案投げ首(しあんなげくび)
よい案が浮かばずに悩み、首を傾けている様子。 「思案」はいろいろと考えること。 「投げ首」は首を傾げている様子。
思案の案の字が百貫する(しあんのあんのじがひゃっかんする)
事に当たる前にひと思案しておくだけで、それが百貫の重みになる。とにかくよく考えてから動け、ということ。 「貫」は昔の銭の単位で、一文銭千枚が一貫。「思案」の二字のうち「案」の一字だけで、その百倍が付くと踏んだわけである。
先入、主となる(せんにゅう、しゅとなる)
前から持っている固定的な観念が、新しい考えの妨げになってしまうこと。 前もって抱いている考えが主となり、後からの考えが従となるとの意から。 この語から「先入観」や「先入主」という語ができた。
大疑は大悟の基(たいぎはたいごのもとい)
深く行き詰まるところまで突き詰めた者ほど、抜けたときの見晴らしも大きいということ。 禅で「大疑の下に大悟あり」といい、迷いを恐れず疑い抜くことが、そのまま悟りへの道になるとする。
知恵を絞る(ちえをしぼる)
よい方法や意見などが思いつくように、一生懸命考え抜くこと。 「頭を絞る」ともいう。
天秤に掛ける(てんびんにかける)
二つのものの優劣や損得を比較して、どちらかを選ぼうとすること。 また、対立する二つの立場の両方に関わりを持ち、どちらの結果でも自分が損をしないように立ち回ること。
無い知恵を絞る(ないちえをしぼる)
難しい問題などに対して、よい方法がないかと必死になって知恵を出すことのたとえ。
念頭に置く(ねんとうにおく)
常にそのことを意識すること。
脳味噌を絞る(のうみそをしぼる)
あるだけの知恵を出し尽くして考察すること。
肺肝を砕く(はいかんをくだく)
非常に苦心することのたとえ。「肺肝」は肺臓と肝臓のことで、転じて「心」の意。心が砕けてしまうほど考えるという意味。
秤に掛ける(はかりにかける)
秤を使って重さを量ること。 また、比喩的に物事を比較し、その利害や得失を考えること。
額に皺を寄せる(ひたいにしわをよせる)
深く考え込む様子。
糞が出たが別が出ない(ふんがでたがべつがでない)
よい考えが浮かばない時におどけていう言葉。便所で考えるとよい考えが浮かぶといわれることから、「分別(ふんべつ)」の「分」と「糞」を掛けていった言葉。
分別の上の分別(ふんべつのうえのふんべつ)
思慮の上に思慮を重ねるのがよいということ。「分別」は思慮の意。
学びて思わざれば則ち罔し(まなびておもわざればすなわちくらし)
いくら学んでも、自ら思索しなければ、真理に到達することはできないということ。
胸に手を当てる(むねにてをあてる)
自分のした事を静かに振り返り、心当たりがないか探ってみること。相手をとがめるときの言い方にもなる。
目に浮かぶ(めにうかぶ)
姿や光景を、実際にその場で見ているかのように感じること。
物は考えよう(ものはかんがえよう)
ものごとは考え方ひとつで良くも悪くもなるということ。
我思う、故に我あり(われおもう、ゆえにわれあり)
すべての物事は疑うことができるが、その疑いを持つ自分の存在だけは疑うことが出来ないということ。 何もかもを疑ってかかったすえ、疑っているその当人がいることだけは動かせないとして、学問の土台に据えられた一句。
