「狐」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 11 件
「狐」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全11件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
兎の罠に狐がかかる(うさぎのわなにきつねがかかる)
思いがけない幸運や収穫を得ることのたとえ。
狐、その尾を濡らす(きつね、そのおをぬらす)
物事のはじめはたやすくても、終わりが困難であることのたとえ。子狐が川を渡る時に、最初は尾を濡らさないように高く上げているが、やがて疲れて尾を下げ濡らしてしまうということから。
狐と狸(きつねとたぬき)
悪賢いもの同士のこと。狐も狸も人を化かすといわれることから。
狐と狸の化かし合い(きつねとたぬきのばかしあい)
一筋縄ではいかない者どうしが、手の内を隠したまま互いを出し抜こうとすること。化かすことにかけては引けを取らない獣を、二つ並べた言い方。
狐七化け、狸は八化け(きつねななばけ、たぬきはやばけ)
狐は七つのものに化けることができるが、狸は八つのものに化けられる。狐よりも狸のほうが化けるのが上手だということ。 「狐の七化け狸の八化け」ともいう。
狐につままれる(きつねにつままれる)
意外なことが起こって訳がわからず、ぽかんとする様子。「つままれる」は、化かされるという意。狐に化かされたように、何が何だかわからない状態になるということから。
狐の子は面白(きつねのこはつらじろ)
子は親に似るというたとえ。「面白」は、顔が白いこと。
狐を馬に乗せたよう(きつねをうまにのせたよう)
馬の背に乗せられた狐のように、据わりが悪くて始終ゆらゆらしている、そのさま。言うことの筋も定まらず、そのまま鵜呑みにはできない相手をいう。
千金の裘は一狐の腋に非ず(せんきんのきゅうはいっこのえきにあらず)
国を治めるには、多くの有能な人材が必要だというたとえ。 「裘」は獣の毛皮で作った衣服。皮衣。「腋」は脇の下。 千金もする皮衣は、一匹の狐のわきの毛だけでは作れないとの意から。
虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)
他人の権力に頼って、弱いものが空威張りすることのたとえ。 虎に捕らえられた狐が「天の神が私を百獣の長にした。だから私を食べると天の命令にそむくことになる。うそだと思うならついてきなさい。獣たちはみな逃げ出すはずだ」といった。 虎が狐のあとについていくと、獣たちがみな逃げて行った。 虎は自分を恐れて獣たちが逃げたことに気づかず、狐を恐れて逃げ出したと信じたという故事から。 「狐虎の威を藉る」ともいう。
野狐禅(やこぜん)
まだ悟りに届いていないのに、もう届いたつもりでしたり顔をしている修行者。人を化かす野狐に見立てて、そう呼ぶ。 転じて、聞きかじりの知識で物事を分かった気になり、それを人に説いてみせる者をさす。 「生禅」ともいう。
