野狐禅とは
野狐禅
やこぜん
言葉 | 野狐禅 |
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読み方 | やこぜん |
意味 | まだ悟っていないのに悟ったつもりになってうぬぼれている禅の修行者を、野ギツネにたとえた言葉。
転じて、生半可な知識で物事を理解したような顔でうぬぼれている人のこと。 「生禅」ともいう。 |
異形 | 生禅(なまぜん) |
使用漢字 | 野 / 狐 / 禅 / 生 |
「野」を含むことわざ
- あだし野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 仇野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 仇野の露、鳥部野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 徒野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 徒野の露、鳥部野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
- 蟻の熊野参り(ありのくまのまいり)
- 言うだけ野暮(いうだけやぼ)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 視野が広い(しやがひろい)
「狐」を含むことわざ
- 兎の罠に狐がかかる(うさぎのわなにきつねがかかる)
- 同じ穴の狐(おなじあなのむじな)
- 狐、その尾を濡らす(きつね、そのおをぬらす)
- 狐が下手の射る矢を恐る(きつねがへたのいるやをおそる)
- 狐と狸(きつねとたぬき)
- 狐虎の威を借る(きつねとらのいをかる)
- 狐虎の威を藉る(きつねとらのいをかる)
- 狐七化け、狸は八化け(きつねななばけ、たぬきはやばけ)
- 狐につままれる(きつねにつままれる)
- 狐の子は面白(きつねのこはつらじろ)
「禅」を含むことわざ
- 座禅組むより肥やし汲め(ざぜんくむよりこやしくめ)
- 生禅(なまぜん)
- 野狐禅(やこぜん)