貴珠は賤蚌より出ず(きしゅはせんぼうよりいず)
身分の低い家や貧しい暮らしの中からも、優れた人物は現れるということ。親の身分や暮らし向きだけで、子の値打ちまで決めつけるべきでないとも説く。
「貴珠」は値打ちの高い真珠、「賤蚌」は値打ちの低いどぶ貝(川や沼にすむ二枚貝)のこと。見ばえのしない貝が、美しい真珠を宿すことからいう。
東晋の葛洪が著した『抱朴子』で、鋭い刃は鈍い石から、美しい玉は形の悪い原石から生まれると並べて語った箇所から出た言葉。並の親から抜きんでた子が出る意の[[鳶が鷹を生む*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/3883.php]]と通じる。