貴珠は賤蚌より出ず

ことわざ「貴珠は賤蚌より出ず」の意味・読み方・異形などを解説します。

言葉貴珠は賤蚌より出ず
読み方きしゅはせんぼうよりいず
意味身分の低い家や貧しい暮らしの中からも、優れた人物は現れるということ。親の身分や暮らし向きだけで、子の値打ちまで決めつけるべきでないとも説く。
「貴珠」は値打ちの高い真珠、「賤蚌」は値打ちの低いどぶ貝(川や沼にすむ二枚貝)のこと。見ばえのしない貝が、美しい真珠を宿すことからいう。
東晋の葛洪が著した『抱朴子』で、鋭い刃は鈍い石から、美しい玉は形の悪い原石から生まれると並べて語った箇所から出た言葉。並の親から抜きんでた子が出る意の鳶が鷹を生むと通じる。
例文山あいの小さな村の、暮らしの苦しい家で育ちながら、世界で活躍する医師になった人がいる。まさに貴珠は賤蚌より出ずだね。
出典『抱朴子』外篇・博喩
異形 貴珠、賤蚌より出ず(きしゅ、せんぼうよりいず)
場面親子 / 優れている / 貧乏・貧しい
使用漢字貴 / 珠 / 賤 / 蚌 / 出

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