富貴天に在りとは
富貴天に在り
ふうきてんにあり
言葉 | 富貴天に在り |
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読み方 | ふうきてんにあり |
意味 | 富や地位は天の与えるものであり、人の力ではどうすることもできないということ。 |
出典 | 『論語』顔淵 |
類句 | 運は天にあり(うんはてんにあり) |
使用語彙 | 富貴 / 在り |
使用漢字 | 富 / 貴 / 天 / 在 |
「富」を含むことわざ
- 一富士、二鷹、三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)
- 陰影に富む(いんえいにとむ)
- 機知に富む(きちにとむ)
- 来て見ればさほどでもなし富士の山(きてみればさほどでもなしふじのやま)
- 健康は富に勝る(けんこうはとみにまさる)
- 春秋に富む(しゅんじゅうにとむ)
- 駿河の富士と一里塚(するがのふじといちりづか)
- 足るを知る者は富む(たるをしるものはとむ)
- 弾力に富む(だんりょくにとむ)
- 長者富に飽かず(ちょうじゃとみにあかず)
「貴」を含むことわざ
- 謀は密なるを貴ぶ(はかりごとはみつなるをたっとぶ)
- 人肥えたるが故に貴からず(ひとこえたるがゆえにたっとからず)
- 富貴には他人集まり、貧賤には親戚も離る(ふうきにはたにんあつまり、ひんせんにはしんせきもはなれる)
- 富貴は浮雲の如し(ふうきはふうんのごとし)
- 無事これ貴人(ぶじこれきじん)
- 兵は神速を貴ぶ(へいはしんそくをたっとぶ)
- 耳を貴び、目を賤しむ(みみをたっとび、めをいやしむ)
- 面面の楊貴妃(めんめんのようきひ)
- 面面楊貴妃(めんめんようきひ)
「天」を含むことわざ
- 敢えて天下の先とならず(あえててんかのさきとならず)
- 仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)
- 頭の天辺から足の爪先まで(あたまのてっぺんからあしのつまさきまで)
- 天の邪鬼(あまのじゃく)
- 雨の降る日は天気が悪い(あめのふるひはてんきがわるい)
- 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
- 蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる)
- 意気天を衝く(いきてんをつく)
- 韋駄天走り(いだてんばしり)
- 一念、天に通ず(いちねん、てんにつうず)
「在」を含むことわざ
- 在りての厭い、亡くての偲び(ありてのいとい、なくてのしのび)
- 国破れて山河在り(くにやぶれてさんがあり)
- 心ここに在らざれば視れども見えず(こころここにあらざればみれどもみえず)
- 珠玉の瓦礫に在るが如し(しゅぎょくのがれきにあるがごとし)
- 母在りて一子寒く、母去りて三子寒し(ははありていっしさむく、ははさりてさんしさむし)
- 道は邇きに在りて遠きに求む(みちはちかきにありてとおきにもとむ)
- 命は天に在り(めいはてんにあり)
- 野鶴、群鶏に在り(やかく、ぐんけいにあり)
- 夜鶴の鶏群に在るが如し(やかくのけいぐんにあるがごとし)