富貴には他人集まり、貧賤には親戚も離るとは
富貴には他人集まり、貧賤には親戚も離る
ふうきにはたにんあつまり、ひんせんにはしんせきもはなれる
言葉 | 富貴には他人集まり、貧賤には親戚も離る |
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読み方 | ふうきにはたにんあつまり、ひんせんにはしんせきもはなれる |
意味 | 地位や財産のある者には赤の他人も寄ってくるが、貧乏な者には親戚さえも寄り付かないということ。 |
場面用途 | 他人 / 貧乏・貧しい |
使用語彙 | 富貴 / 集まり / 貧賤 / 親戚 |
使用漢字 | 富 / 貴 / 他 / 人 / 集 / 貧 / 賤 / 親 / 戚 / 離 |
「富」を含むことわざ
- 一富士、二鷹、三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)
- 陰影に富む(いんえいにとむ)
- 機知に富む(きちにとむ)
- 来て見ればさほどでもなし富士の山(きてみればさほどでもなしふじのやま)
- 健康は富に勝る(けんこうはとみにまさる)
- 春秋に富む(しゅんじゅうにとむ)
- 駿河の富士と一里塚(するがのふじといちりづか)
- 足るを知る者は富む(たるをしるものはとむ)
- 弾力に富む(だんりょくにとむ)
- 長者富に飽かず(ちょうじゃとみにあかず)
「貴」を含むことわざ
- 謀は密なるを貴ぶ(はかりごとはみつなるをたっとぶ)
- 人肥えたるが故に貴からず(ひとこえたるがゆえにたっとからず)
- 富貴天に在り(ふうきてんにあり)
- 富貴は浮雲の如し(ふうきはふうんのごとし)
- 無事これ貴人(ぶじこれきじん)
- 兵は神速を貴ぶ(へいはしんそくをたっとぶ)
- 耳を貴び、目を賤しむ(みみをたっとび、めをいやしむ)
- 面面の楊貴妃(めんめんのようきひ)
- 面面楊貴妃(めんめんようきひ)
「他」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一河の流れを汲むも他生の縁(いっかのながれをくむもたしょうのえん)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 顧みて他を言う(かえりみてたをいう)
- 貸し借りは他人(かしかりはたにん)
- 兄弟は他人の始まり(きょうだいはたにんのはじまり)
- 金銭は他人(きんせんはたにん)
- 親は泣き寄り、他人は食い寄り(しんはなきより、たにんはくいより)
- 自他共に許す(じたともにゆるす)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
- 悪人あればこそ善人も顕る(あくにんあればこそぜんにんもあらわる)
「集」を含むことわざ
- 同じ羽の鳥は集まるものだ(おなじはねのとりはあつまるものだ)
- 集大成(しゅうたいせい)
- 衆知を集める(しゅうちをあつめる)
- 耳目を集める(じもくをあつめる)
- 額を集める(ひたいをあつめる)
- 寄って集って(よってたかって)
- 類を以て集まる(るいをもってあつまる)
「貧」を含むことわざ
- 家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)
- 家貧しくして良妻を思う(いえまずしくしてりょうさいをおもう)
- 居ない者貧乏(いないものびんぼう)
- 奢る者は心常に貧し(おごるものはこころつねにまずし)
- 稼ぐに追い付く貧乏無し(かせぐにおいつくびんぼうなし)
- 稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)
- 稼ぐに貧乏追い付かず(かせぐにびんぼうおいつかず)
- 器用貧乏人宝(きようびんぼうひとだから)
- 食わず貧楽高枕(くわずひんらくたかまくら)
- 巧者貧乏人宝(こうしゃびんぼうひとだから)
「賤」を含むことわざ
- 富貴には他人集まり、貧賤には親戚も離る(ふうきにはたにんあつまり、ひんせんにはしんせきもはなれる)
- 耳を貴び、目を賤しむ(みみをたっとび、めをいやしむ)
「親」を含むことわざ
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
- 命の親(いのちのおや)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 親が親なら子も子(おやがおやならこもこ)
「戚」を含むことわざ
- 親戚の泣き寄り(しんせきのなきより)
- 遠い親戚より近くの他人(とおいしんせきよりちかくのたにん)
- 富貴には他人集まり、貧賤には親戚も離る(ふうきにはたにんあつまり、ひんせんにはしんせきもはなれる)