遠くの親類より近くの他人とは
遠くの親類より近くの他人
とおくのしんるいよりちかくのたにん
言葉 | 遠くの親類より近くの他人 |
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読み方 | とおくのしんるいよりちかくのたにん |
意味 | いざという時には、遠方に住んでいる親戚より近所に住んでいる他人の方が頼りになるということ。 |
異形 | 遠い親戚より近くの他人(とおいしんせきよりちかくのたにん) |
場面用途 | 他人 |
類句 | 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず) |
使用語彙 | 親類 / より |
使用漢字 | 遠 / 親 / 類 / 近 / 他 / 人 / 戚 |
「遠」を含むことわざ
- 足が遠のく(あしがとおのく)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当たらずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
- 殷鑑遠からず(いんかんとおからず)
- 噂は遠くから(うわさはとおくから)
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 遠慮会釈なく(えんりょえしゃくなく)
- 遠慮会釈もない(えんりょえしゃくもない)
- 遠慮が無沙汰(えんりょがぶさた)
「親」を含むことわざ
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
- 命の親(いのちのおや)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 親が親なら子も子(おやがおやならこもこ)
「類」を含むことわざ
- 悪獣もなおその類を思う(あくじゅうもなおそのるいをおもう)
- 虎を描いて狗に類す(とらをえがいていぬにるいす)
- 虎を描いて猫に類す(とらをえがいてねこにるいす)
- 虎を画きて狗に類す(とらをえがきていぬにるいす)
- 同類相求む(どうるいあいもとむ)
- 竜を画いて狗に類す(りゅうをえがいていぬにるいす)
- 竜を画きて狗に類す(りゅうをえがきていぬにるいす)
- 類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)
- 類を以て集まる(るいをもってあつまる)
「近」を含むことわざ
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 遠慮なければ近憂あり(えんりょなければきんゆうあり)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 学を好むは、知に近し(がくをこのむは、ちにちかし)
- 北に近ければ南に遠い(きたにちかければみなみにとおい)
- 君子、危うきに近寄らず(くんし、あやうきにちかよらず)
- 剛毅朴訥、仁に近し(ごうきぼくとつ、じんにちかし)
- 酒と朝寝は貧乏の近道(さけとあさねはびんぼうのちかみち)
- 性相近し、習い相遠し(せいあいちかし、ならいあいとおし)
- 近くて見えぬは睫(ちかくてみえぬはまつげ)
「他」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一河の流れを汲むも他生の縁(いっかのながれをくむもたしょうのえん)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 顧みて他を言う(かえりみてたをいう)
- 貸し借りは他人(かしかりはたにん)
- 兄弟は他人の始まり(きょうだいはたにんのはじまり)
- 金銭は他人(きんせんはたにん)
- 親は泣き寄り、他人は食い寄り(しんはなきより、たにんはくいより)
- 自他共に許す(じたともにゆるす)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
- 悪人あればこそ善人も顕る(あくにんあればこそぜんにんもあらわる)
「戚」を含むことわざ
- 親戚の泣き寄り(しんせきのなきより)
- 遠い親戚より近くの他人(とおいしんせきよりちかくのたにん)
- 富貴には他人集まり、貧賤には親戚も離る(ふうきにはたにんあつまり、ひんせんにはしんせきもはなれる)