「道徳」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 10 件
「道徳」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全10件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
孝は百行の本(こうはひゃっこうのもと)
孝行は、すべての善行の基本となるものであるということ。「百行」は、すべての善いおこないの意。
声なくして人を呼ぶ(こえなくしてひとをよぶ)
声に出して招かなくても人が集うということ。 徳がおのずと人を引き寄せるのであって、言葉で呼び立てるには及ばないという意。
心の欲する所に従えども矩を踰えず(こころのほっするところにしたがえどものりをこえず)
自分の心の思うままに行動しても、決して道徳から外れないということ。
日月地に墜ちず(じつげつちにおちず)
人が守るべき道義や正義などが滅びずに残っていること。 「日月」は正義や道義などの象徴とされるもの。
大道廃れて仁義あり(だいどうすたれてじんぎあり)
人がおのずと備えていた大きな道理が見失われて、はじめて仁だ義だと徳目が声高に唱えられるようになるということ。 「大道」は作為を加えずとも万物が収まっていた本来のありようで、道徳をわざわざ言葉にして説くこと自体、すでにそれが崩れているしるしにほかならない。
釣りして綱せず(つりしてこうせず)
竿一本で足りるところに、幾十もの針を並べた仕掛けは持ち込まない。 取り尽くさずに手を控えるのが、生き物と向き合うときの孔子の構えだった。 「綱」は、渡した縄に糸と針をいくつも垂らして魚をさらう漁具。
富は屋を潤し徳は身を潤す(とみはおくをうるおしとくはみをうるおす)
蓄えが増せば住まいが見栄えよくなるように、徳を積めばその人となりに自ずと重みが備わるものだ。
盗人にも仁義(ぬすびとにもじんぎ)
盗人の世界にも仁義や礼儀があるということ。
矩を踰える(のりをこえる)
道徳や規律から外れること。「矩」は規則・おきて、「踰える」は超えるという意。
世渡りの殺生は釈迦も許す(よわたりのせっしょうはしゃかもゆるす)
生活のためならば、多少の不道徳や無慈悲な行いはやむを得ないということ。
